IKKO(いっこー)の着物は下品?IKKOの着付けは襟が特徴?「池田」との関係や値段についても調査!

着物

IKKO(イッコー)さんの着物の着姿は個性的で独特ですね。

そのIKKOさんの着物の着方は下品だと言われていますが本当にそうなのでしょうか?

ちまたの声やIKKOさんのインタビューをまとめてみました。

最後まで読んでみてくださいね。きっとそのワケがわかるはずです。

IKKO(いっこー)の着物姿は下品?


まずは、IKKOさんの着姿について、どのような意見があるのか探ってみましょう。

 

「IKKOさんの着物姿を素敵だと思いますか?私はあのような着付は美しいとは思えません。

芸能人だからあんな着付なのでしょうか?」

 

「IKKOさんの人となりは好きですが、お着物姿は上品とは言えないような気がします」

 

「IKKOの着物の着方っておかしくないですか?なんであんなに衿元が開いてるんですか?」

 

実際にこのような意見があるようですね。

 

・着付が美しくない

・上品とは言えない気がする

・着方がおかしい

・衿元が開いてる

 

このように言われるワケはどこにあるのでしょうか。

IKKOさんの着物の着付けにはどのような特徴があるのか、次の章で詳しくみていくことにしましょう。


IKKO(イッコー)の着物の着付けは衿が特徴的?

IKKOさんのツイッターから画像をお借りしました。

 

こちらは着付け講師のすなおさんのツイッターから画像をお借りしました。

 

こちらの二枚の画像を見比べてみて、何か気が付くところはありますか?

 

ひとつの大きな違いは衿元ですね。

すなおさんに比べて、IKKOさんの衿元は横に大きく開いています。

そして衿幅が肩のところまできていますね。

 

ふたつめの違いは帯の締め方です。

IKKOさんの帯は、金色の帯の後ろにもう一枚金色の帯が見えています。

通常、帯はすなおさんが締めているように、胴に巻いたときにずらさずに重ねて巻いていきます。

IKKOさんの締め方は「ぶっちがい」と言って芸者さんがする締め方なんです。もっとも、芸者さんの場合はもっと極端だそうですが。

この日のIKKOさんは指二本分、下の帯を見せていました。

帯の巻き方は、一般の人と、芸者さんとでは違うのですね。

そういえば、衿元の抜き方も芸者さんはたくさん抜いているような気がしますね。

 

どうして、IKKOさんはこのような着方をしているのでしょうか。

次の章では、そのなぞに迫ってみたいと思います。


IKKO(いっこー)の着物の着方は?

IKKOさんはインタビューの中で着物の着方について次のように語っています。

 

・女性と同じように着ては似合わないので、違和感なく着物を着るにはどのように衿を抜いたらいいか、衿幅はどのくらいに仕立てたらいいか、細かく考えている。

・首元をすっきり見せるために、衿を縦には抜かずに横に抜く。抜き方は、耳の線を目標に衿が立つようにする。

 

つまり、骨格のしっかりとした体の大きな男性が、きれいに女性の着物を着るためにはどうしたらいいのか、IKKOさんが試行錯誤したあとに辿り着いた着方だったのです。

 

いまの着方が「最終形」というわけではなく、IKKOさんは、24時間、常に、自分にはどんなものが似合うのかを考えているそう。

 

年齢を重ねて、体形が変化してきたら、それに合わせて着方を変えていくのでしょうね。


IKKO(イッコー)の着物の着こなしは?

IKKOさんにとっての着物は「衣裳」。

ふだん着やお出かけ着ではなく、カメラの前で纏う衣裳なのです。

だから、着物とはどう着るものか、という視点だけで着物を着ているのではなく、どう着たら自分らしさが最大限に引き出されるかということも考えて、その着方を工夫しているのですね。

 

IKKOさんの着物は着方だけではなく、その着こなしやコーディネートも注目されています。

 

・IKKOさんの首もとが素敵です

・素敵な柄、小物使いなど憧れます

・着物のセンスは、質もよくピカイチですね

 

IKKOさんの着こなしをいくつかご紹介しましょう

IKKO(いっこー)の着物は「池田」で仕立てている?!

IKKOさんは、自分のサイズで着物を仕立てていますが、そのデザインやコーディネートはすべて、「時代布と時代衣裳 池田」に任せています。

 

「時代布と時代衣裳 池田」とIKKOさんの関係とはどのようなものなのでしょうか。

 

まずは、「時代布と時代衣裳 池田」のご紹介をしましょう。

1976年目黒で開店。創業者は池田重子さん。

池田重子さんは、アンティーク着物、アンティーク帯、アンティーク帯留めなどの収集家として知られています。

1978年からは着物デザインの発表も始めました。

 

IKKOさん(当時は豊田一幸さんのお名前で活動)がメイクアップアーティストとして活躍していた頃、池田重子さんに出会いました。それ以来、池田重子さんを師と仰ぎ、IKKOさんの着物スタイルや生き方に大きな影響を受けました。

 

IKKOさんは、「池田さんの着物しか着ない」と公言するほど。池田重子さん、由紀子さんに全幅の信頼をおいているのがわかりますね。

 

2015年に池田重子さんが亡くなられ後は、跡を継がれた次女の由紀子さんに、着物に関することはお任せしています。

 

2016年1月に東京 松屋銀座で開催された「追悼 池田重子コレクション 日本のおしゃれ展」で、IKKOさんが池田重子さんについて語っている動画がありますのでご紹介しますね。

IKKO(いっこー)の着物の値段は?訪問着もある?

さて、「時代布と時代衣裳 池田」でご自身の着物を仕立てているIKKOさんですが、実は2005年「IKKO」ブランドを立ち上げ、振袖をプロデュース。楽天でIKKOブランドの和装小物の購入ができるほか、レンタルショップで訪問着や振袖を借りることもできるんです。

 

「IKKO」ブランドの着物は30万円くらいから仕立てられるという情報もあります。30万円で仕立てられるなら、安い方かもしれませんね。着物は種類や作家さんにより価格はまちまち。10万円くらいのものもあれば、100万円以上するものもあります。

IKKOさんのネームバリューがありながら、30万円はお得かもしれませんね。


IKKO(いっこー)の着物は下品?着付けや衿、「池田」や値段のまとめ

IKKOのまとめです。

  • IKKOの着方の特徴は、衿を横に大きく抜く。帯を重ねて巻かない。
  • 独特な着付けは、IKKOさんが「私らしく」を追及した結果
  • 着物とはこう着るべきという視点から見ると、その着方は「下品では」という意見もあるのは事実だが、一方で魅力的な着方を真似したいという声もある。
  • 着こなしやコーディネートはピカイチ
  • 着付けの特徴は襟
  • 池田重子さんを師と仰いでいる
  • 「IKKO」ブランドで振袖や訪問着をプロデュース

 

着物スタイリストの石田節子さんとの対談でIKKOさんが着物についてたくさん語っています。


着物スタイリストの石田節子さんは着物のエキスパート。樹木希林さんや吉永小百合さんのコーディネートをしたことでも有名です。石田節子さんについては、こちらで詳しくご紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。

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IKKOさんのプロフィールや結婚について気になる方は、こちらの記事でご紹介していますので、読んでみてくださいね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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