令和五年五月に真打昇進が決まった、春風亭吉好(しゅんぷうていよしこう)さん。
アニメや漫画に精通していて、落語とアニメの融合など誰もやってないことを全力でやっているところが唯一無二です。
乗りにのっている春風亭吉好さんをご紹介します。
最後までお読みくださいね。
春風亭吉好は結婚してる?
吉好さんはズバリ結婚しています。
ご自身の2017年6月15日のアメーバブログでしっかりと報告してくれています。
お相手の女性は、落語界の人でも芸能界の人でもないので、顔出しはしないとはっきりと言っています。
はっきり、きっぱりと発言してくれているところがステキですね。
奥さまを守るぞ。という強い意志がうかがえます。
さて。顔出しはしない、とのことですが、気になりますよね。
どんな奥さまなのでしょう。
吉好さんは、アニメや漫画が好きという、いわゆるオタクとして知られています。
アニメに出てくるような、可愛らしい奥さまなのかもしれませんね。
そして、もうひとつ。キュンとしたエピソードがあります。
吉好さんは毎年秋に独演会をしているのですが、その名称をこの年は「祝!吉好結婚記念の会」として開催しました。
結婚披露宴をしない代わりに行われたというこの落語会。
奥さまのことを公けにはしないけど、結婚した喜びを関係者やファンと一緒に分かち合いたい!という吉好さんの熱い思いを感じますね。
春風亭吉好(しゅんぷうていよしこう)の病気は?
吉好さんの病気について、気になる方が多くいるようですね。
2019年6月1日のはてなブログでその病気について語っています。
一部抜粋し、ご紹介しますね。
・バセドウ病に似た甲状腺の病気であること
・代謝がよくなりすぎる
・汗をたくたんかいたり、すぐに息切れをする
・動悸が激しくなる
・夢見がわるい
・普通に歩く=全力疾走 な感じ
・口まわりに違和感あり、喋りにくい
(引用元:ヲタクな落語家、春風亭吉好の毎日ブログ)
服薬治療と自宅療養で体調を整え、2019年6月の一か月間をお休みした後、7月から少しづつ高座に復帰されていました。そして、8月には独演会が催されました。
服薬などで体調管理しながら、という感じだったのですね。
どんな仕事でも趣味でもそうですが、時間をあけてしまうと、「勘」が鈍ってしまいますね。
そのあたりを吉好さんも心配されていましたが、少しづつ現場に体を慣らしていったようです。
バセドウ病のような自己免疫疾患は完治までに長くかかることがありますね。
吉好さんも、体調管理しながら、落語をずっと続けていってほしいですね。
春風亭吉好(しゅんぷうていよしこう)と声優さんとつながりがあるの?
吉好さんは、落語界随一の漫画やアニメ、ゲームのマニアを自負しています。
それは、落語をヲタクネタでパロディ化した新作落語を作ってしまうほど。
吉好さんは、声優さんの追っかけをしたことがあります。
吉好さんは、今では、声優さんを迎えてトークをしたり、実際に交流をされています。
趣味が仕事に直結している感じですね。
吉好さんのアニメとの関わりや、メイド喫茶で行われたオタク落語会など、その活動の幅は広く、深いので、そのことに関しては、いつか別の記事にまとめたいと思います。
春風亭吉好(しゅんぷうていよしこう)の生い立ちは?
それではここで、吉好さんのプロフィールをご紹介しましょう。
本名:吉見元気(よしみ もとき)
出身地:千葉県流山市
生年月日:昭和55年12月12日
出身大学:千葉大学中退
師匠:五代目春風亭柳好
出囃子:スーダラ節
(引用元:落語芸術協会、Wikipedia)
人前に出ることが好きだった吉好さんは、中学、高校時代は演劇部に所属、舞台に立っていました。
大学でも演劇部に入るつもりでしたが、見学した先の演劇部は自分には合わない、と判断、一人で舞台に立つ落語に興味を抱くようになり、落研の扉を叩くことになったのです。
春風亭吉好(しゅんぷうていよしこう)と落語の出会いは?
落研に入るまで、落語をほとんど見たことがなかったという吉好さん。
そんな落語超初心者の吉好さんが、落語に魅了されていったワケはなんでしょうか。
始めは何が面白いのか全くわからなかったという吉好さん。
古今亭志ん朝師匠の落語を見て、衝撃を受けます。
そこからどんどん落語にのめり込んでいって、ついには授業に出ずに、落研の部室に入り浸るようになりました。
春風亭吉好(しゅんぷうていよしこう)落語家への道のりは?
吉好さんの師匠は、春風亭柳好師匠ですが、たくさんいる師匠方の中から、なぜ柳好師匠を選んだのでしょうか。
そのワケに迫りましょう。
吉好さんの地元、千葉の寄席に柳好師匠は年に数回参加していました。吉好さんは、この寄席の手伝いをしていたり、寄席の後に行われる打ち上げにも参加をしていたので、柳好師匠とも面識があり、その人柄や落語にも好感を持っていました。
しかし、何度弟子入り志願をしても、何度も断られてしまいます。
6回くらいアタックしてやっと入門を許してもらえることができました。
このようにして、落語家への第一歩を踏み出すことができた吉好さん。
でも、もうひとつやらなければならないことがありました。
それは、お母さまから承諾を得ることです。
お母さんは吉好さんが落語家になることを反対していたのです。落語大会などで優勝経験がない吉好さんには、お母さまを説得できる材料がありませんでした。
吉好さんはどのようにしてお母さまの承諾を取り付けたのでしょうか。
それは、イベントです。
そう、落語のイベント。
吉好さんには、他大学の落研仲間がたくさんいました。
彼らとイベントを何度も開催、100人規模の落語イベントを成功させるまでになりました。
この様子に、お母さまも吉好さんが落語家になることを認めてくれました。
「やりたい!」と言うことは簡単ですが、それだけでは説得力はないですよね。
頑張っていること、頑張れることを行動で示すことで、その人の未来を想像することができるようになります。
「やってみせる」というのは大切なことですね。
吉好さんにとって、このイベントの成功は、自分自身の自信を高め、決意を強くするものになったのかもしれませんね。
2008年 落語家になることを決意
2009年6月 五代目春風亭柳好に入門
2009年9月 新宿末廣亭で初高座
2013年8月 二ツ目昇進
2023年5月 真打昇進予定
順調に落語家の道をすすんでいる吉好さん。
これから、お弟子さんをとったり、ますます活躍の幅が広がっていきますね。
春風亭吉好(しゅんぷうていよしこう)Zabu-1グランプリ2023出場!
2023年2月4日、Zabu-1グランプリがBSフジで放送されました。
Zabu-1グランプリは今年で4回目の新人落語家のためのグランプリです。
二ツ目の若手落語家が出場、古典落語を五分間で披露する、というもの。ジャッジするのは会場に集まった20代中心の落語初心者の方々。
総合プロデューサー DJ KOOのもと、都内のライブハウスで行われます。
これだけでも、通常の落語会とちがう雰囲気が漂ってきますね。
このグランプリ、実は注目度が非常に高いのです。
というのも、2020年には、桂宮治、林家つる子、三遊亭わん丈が出場していて。
桂宮治は2022年から笑点メンバーに、林家つる子、三遊亭わん丈は新人落語大賞に出場しているという実力者なのです。
2023年のZabu-1グランプリ出場者の中から、頭角を現すのは誰でしょうか。
そのひとりが、吉好さんかもしれませんね。
Zabu-1グランプリ必見です!
春風亭吉好(しゅんぷうていよしこう)の結婚、病気、声優とのつながり、生い立ちのまとめ
春風亭吉好(しゅんぷうていよしこう)さんのまとめです。
- 2017年に一般女性と結婚しています
- 2019年甲状腺の病気になる
- 声優の追っかけをしていた
- 大学の落研で落語に出会った
- 落語家になるための母親の承諾を得るため、大きなイベントを成功させる
Zabu-1グランプリ2023の出場者。日系ブラジル人三世のらむ音さんについてはこちらの記事で詳しく書いていますので、読んでみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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