湘南乃海(しょうなんのうみ)という四股名、どこかで聞いたことがありますね。
そう!「湘南乃風」です。
力士が名乗る四股名は、本人や師匠に由来していることが多いですが、湘南乃海の場合は、どうなのでしょうか。
こちらの記事では、湘南乃海の四股名の由来、出身地や高校などの力士情報をご紹介しています。
なるほど~と納得できますよ。
どうぞ最後まで楽しんでお読みくださいね。
湘南乃海の四股名の由来は?
湘南乃海の四股名は、「湘南乃海 桃太郎」です。
湘南乃海関
来年は三役へ🛫 pic.twitter.com/LTzRtx02Yu
— 福来魚🐟(ふくらぎ) (@agemasuyoo) December 7, 2023
四股名の由来には、次のようなポイントがあります。
・神奈川県の「湘南」といわれる地域で生まれた
・「桃太郎」は、鬼退治をするおとぎ話の主人公。鬼のように強い相手に果敢に挑み勝利する、という意味が込められている
・「湘南乃風」のファンである
四股名には、師匠の四股名から一文字もらったり、自分の本名から一文字とったりすることもありますが、湘南乃海の四股名は、出身地をベースにしていたのですね。
幕内力士で出身地を四股名にしている力士には、「熱海富士」がいますね。
湘南乃海の出身はどこ?力士情報が知りたい!
湘南乃海の出身地は、神奈川県中郡大磯町。
目の前が海!
湘南の代名詞、茅ケ崎からは約10㎞離れたところにある、相模湾に面した静かな海辺の町ですね。
激励会に参加させていただきました。地元湘南の大磯町での開催でした。印象的だったのは湘南乃海関と同級生との絆を大切にされていると感じました。また高田川親方(元安芸乃島関)のトークが絶妙で先輩関取もニガ笑いするほどでした。名古屋場所頑張ってください! #湘南乃海 pic.twitter.com/Huhty69SLB
— つばめ5号 (@KANONJI_EKI) June 25, 2023
湘南乃海のプロフィールをご紹介します。
四股名 | 湘南乃海 桃太郎(しょうなんのうみ ももたろう) |
本名 | 谷松将人(たにまつ しょうと) |
誕生日 | 1998年4月8日 |
身長 | 194㎝ |
体重 | 187kg |
好きなアーティスト | 湘南乃風 |
所属部屋 | 高田川部屋 |
初土俵 | 2014年3月場所 |
入幕 | 2023年7月場所 |
194㎝もあるんですね。
体重も187kgとは!びっくりです。
幕内力士の平均身長は約186㎝、平均体重は約161kgといわれていますので、湘南乃海の体格は、平均以上ということになるんですね。
NHKの大相撲解説を聞いていると
湘南乃海の高校はどこ?
湘南乃海は高校には進学していません。
中学卒業後に、高田川部屋に入門しました。
意外ですね。
幕内で活躍している力士は、相撲の強豪校を卒業している力士も多くいるので、湘南乃海も強豪校で実力を磨いてきたのかと思っていました。
高校生横綱を経験してるような風格がありますね。
湘南乃海の経歴は?
湘南乃海は角界に入るまで相撲の経験はありませんでした。
#初場所五日目 #湘南乃海#新十両インタビュー
【新十両】湘南乃海(神奈川・高田川)
化粧まわしは地元大磯の海岸から見える富士山のデザイン
幼少の頃はとにかく元気な子
小学6年で189cm 100kg マグロが好き🔽15歳で入門、当時の映像 pic.twitter.com/2AtOXAiMYS
— Lulit (@OneLoveLulit) January 12, 2023
小学生の頃、湘南乃海は、野球のクラブチームで活躍していました。相撲少年ではなく、野球少年だったのですね。
小学生の頃から体が大きくて、高校生くらいの体格だったというから驚きですね。
体が大きいとパワーもありますので、野球で活躍していたのです。
ただ、中学生になってからは、ケガなどで野球の大会に出場する機会が減っていきました。
そんな時に、「千代の富士物語」というドラマがきっかけで、相撲へ興味がわいてきたのです。
相撲に興味を持った湘南乃海少年は、父親と公園でトレーニングに励みました。
すでに体が大きかった湘南乃海少年は、見学に行った相撲部屋からのお誘いがたくさんありましたが、高田川部屋に入門することに決めました。
なぜ?
それは、稽古が厳しいと有名だったから、と湘南乃海はいいます。
相撲経験のない湘南乃海少年にとっては、しっかりと稽古できる環境が必要だったのですね。
湘南乃海の成績は?
湘南乃海の最高位は、西前頭5枚目。
恵まれた体格をもった湘南乃海ですが、幕内にあがるまでには時間がかかりました。
・序ノ口:1場所
・序二段:通算6場所
・三段目:通算9場所
・幕下:通算35場所
・十両:3場所
・幕内:6場所
こう見ると、幕下で苦労したことがわかりますよね。
幕下には約6年間いたことになります。長いですね。
幕下と十両では、待遇面が全く違うので、特に幕下上位は十両にあがるために、熾烈な争いが繰り広げられているんです。
相撲の技術はもちろん、絶対に勝つ!という強い気持ちも必要ですね。
もしかしたら、この頃の湘南乃海は、気持ちの優しい面があったのかもしれませんね。
それでも、十両は3場所のみで幕内に昇進しています。
幕下から十両にあがった時に、技術面と気持ちの面でも大きな変化があり、関取として十分やっていけるだけの力士になれたのですね。
幕内に定着している現在は、目指すは三役、そして、その上ですね!
入門時、高田川部屋の9代高田川親方の言った
日本人の強い横綱が必要。君がヒーローになれ
それを実現してほしいですね。
横綱級の体格を持った湘南乃海ですから、心と技を磨いて、稀勢の里以来の日本人横綱になってほしいです!
湘南乃海のまとめ
・湘南乃海の四股名の由来は、出身地の「湘南」、好きなアーティスト湘南乃風の「乃」、鬼退治のヒーロー「桃太郎」
・湘南乃海の出身は、神奈川県中郡大磯町
・湘南乃海の高校には進学おらず、中学卒業後に髙田川部屋に入門
・湘南乃海は相撲未経験で角界に。稽古の厳しい髙田川部屋を選んだ
実力、人気ともに急上昇中の湘南乃海は結婚しているのでしょうか?こちらで詳しくご紹介しています。
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