欧山田(おうやまだ)は、鳴戸部屋(なるとべや)の力士です。
欧山田は、筋肉質で細マッチョな力士としても話題なのです。
特に背筋がバキバキで、力士のイメージがひっくり返ります。
こんな筋肉の綺麗な力士がいるのかと、私は思わず二度見してしまいました。
力士というよりは、まるでボディビルダーのような美しさなんです。
そして、欧山田の経歴は、驚くことに!レスリングの元アジア王者なのです。
レスリングの王者が、なぜレスリングから相撲に転向したのか、気になりますよね。
欧山田が相撲に転向したワケ、出身地やプロフィール、彼女についてもご紹介します。
欧山田がレスリングから相撲に転向したワケは?
欧山田がレスリングから相撲に転向したワケは、無差別級である相撲に魅力を感じたからです。
欧山田
86kg級レスリングアジア王者の経歴で相撲未経験で角界入り
94kgの軽量で252kgの出羽ノ城をひっくり返す取組で話題に pic.twitter.com/5mHHMA0SK1— とらちゃん (@SHIBAINU_coo) May 26, 2024
さらに、欧山田が大相撲に入るきっかけは、師匠の鳴戸親方(なるとおやかた)である元大関・琴欧州(ことおうしゅう)から誘いを受けたからです。
欧山田は、2020年にアジア選手権男子フリースタイル86キロ級で、優勝をしています。
なんと、欧山田は、レスリングのアジア王者だったのです!
欧山田はレスリングで、東京オリンピックを目指していました。
しかし、2019年12月の全日本選手権の準決勝で、負けてしまいます。
東京オリンピックへの夢が叶わなかったのです。
そんな欧山田が、レスリングのトップ選手から相撲に転向したのは、相撲の魅力にハマったからです。
欧山田は、次のように言っています。
相撲は体重無差別で強い人を決める。大きな魅力を感じた。
(引用:秋田魁新報)
レスリングでオリンピックに行くという目標から、相撲の世界に入ったことで、欧山田は次なる目標を見つけられたのですね。
大相撲は、体重で階級がありません。
体が大きいも小さいも関係なく、取り組みが組まれます。
小さな体格の力士が、大きな力士に勝つ姿は、私自身は元気や勇気をもらえます。
これは、相撲の面白さが詰まっていて、大相撲の醍醐味の1つだと思います。
体つきに関係なく「相撲は、強い者が勝つ」という、シンプルな良さがありますよね。
さらに、欧山田が相撲の道に転向したのには、鳴戸親方との出会いがありました。
欧山田が大相撲への入門するように、鳴戸親方が誘ったのです。
鳴戸親方は、次のように欧山田の魅力を語っています。
稽古を続けられるスタミナが素晴らしいし、真面目に努力ができる。楽しみだ。
(引用:秋田魁新報)
鳴戸親方自身もレスリングをしていた経験があり、鳴戸親方も欧山田と同じく、レスリングから大相撲への転向者なのです。
他にも、レスリングから大相撲に転向した力士には、横綱・豊昇龍(ほうしょうりゅう)や、宇良(うら)がいます。
鳴戸親方は、欧山田の素質を大相撲に活かせる!と見抜いて、スカウトをしたのでしょう。
欧山田のレスリングの強みとは?
レスリングでの強みは、相撲でも活かせる場面が多いと、私は思っています。
・スタミナがある。
・体の柔軟性を活かせるので、体の使い方が上手い。
・スピードが速く、瞬発力があり、とっさに体が反応できる。
・技のバリエーションが多い。
レスリングで磨かれたスピードや瞬発力は、相撲でも活かせることができます。
横綱・豊昇龍がまさに瞬発力があり、抜群の相撲センスに繋がっています。
この瞬発力を相撲で活かすことができれば、強い力士になれます。
さらに、体の柔軟性を活かすことができれば、土俵際で不利な場面でも、形勢を逆転することもできます。
なぜなら、体の使い方が上手ければ、体の重心を変えることで瞬時に逆転することができるからです。
相撲の技には、「押し出し」、「寄り切り」以外にも、沢山の技があります。
レスリングから相撲への転向者は、その技の幅が広い印象があります。
レスリングの強みを兼ね備えている欧山田。
その強みを活かして、これから大相撲で活躍していくことが期待されます。
これからの活躍を楽しみに、欧山田に注目をしていきたいと思います。
欧山田の出身地などのプロフィールをご紹介!
欧山田のプロフィールをご紹介します。
四股名 | 欧山田(おうやまだ) |
本名 | 山田 修太郎 |
生年月日 | 1999年5月19日 |
年齢 | 25歳(2025年2月現在) |
出身地 | 秋田県秋田市 |
身長 | 180.6cm |
体重 | 94.9kg |
所属部屋 | 鳴戸部屋(なるとべや) |
初土俵 | 2022年5月場所 |
最高位 | 幕下二十八枚目 |
欧山田の決まり手をみてみると、
下手投げ…17%
足取り…8%
でした。
レスリングの体の柔らかさを活かした、「投げ技」。
そして、レスリングのスピードを活かした「足取り」の技が目立つ印象ですね。
相手の意表を突くような、幅の広い技で相撲をとれるのが、欧山田の強みだと感じます。
欧山田には、すでにレスリングで磨いたスピードはあります。
しかし欧山田は、体重が94.9kgと、体重が軽いです。
幕内力士の平均体重が約160kg台ですから、その差は約60kg以上と大きいですよね。
今後は、欧山田は体重が増量していくことで、圧力負けしない相撲がとれて、さらに強くなっていきそうだと、私は感じています。
欧山田に彼女はいるの?
欧山田に彼女がいるかの情報はありませんでした。
私は、欧山田には彼女はいないと推測しています。
その理由は、
・元レスリングの王者でストイックなので、今は相撲に集中しているから。
欧山田は、まだ番付が、幕下なので、相撲部屋で共同生活をしなければなりません。
関取になるまでは、時間的にも、プライベートな空間も、余裕が限られてしまいます。
彼女を作る時間やゆとりがないのでは、と私は感じています。
欧山田は初土俵から、まだ3年が経っていない時期です。
今は彼女を作るよりも、相撲の番付を上げることに集中していることが、推測できます。
レスリングでアジア王者にまでなった欧山田なので、今はストイックに相撲に向き合っていると私は思っています。
欧山田が関取になった時は、1人暮らしをすることができます。
1人暮らしができると、時間的にもゆとりができるので、彼女ができるかもしれませんね。
欧山田のレスリング、出身地、彼女のまとめ
・欧山田がレスリングから相撲に転向したワケは、無差別級である相撲に魅力を感じたからです。
・師匠の鳴戸親方(なるとおやかた)である元大関・琴欧州(ことおうしゅう)から相撲に誘いを受けたので、欧山田は大相撲に入門しました。
・欧山田の出身は、秋田県秋田市です。
・欧山田に彼女がいるかの情報はありませんでした。
鳴戸部屋には、幕内力士の欧勝馬(おうしょうま)、十両力士の欧勝海(おうしょううみ)がいます。
同じ部屋に関取がいると、質のいい稽古ができ、どんどんと若手力士が育ってくることが期待できます。
欧山田はこれからどんどん強くなって、番付をあげていくことが楽しみです。
同部屋の兄弟子、欧勝馬については、こちらでご紹介しています。合わせてどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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