「プレバト!!」や「夏井いつきのよみ旅」などの番組で活躍している夏井いつき先生。
現代の俳人で最も有名な人ですね。
俳句に興味がなくても、その名前を知らない人はいないのではないでしょうか。
こちらの記事では、夏井いつき先生の息子、元夫、再婚した夫や孫などの家族についてご紹介しています。
どうぞ最後までゆっくりとお読みくださいね。
夏井いつきの息子について
夏井いつき先生の息子さんをご紹介しましょう。
名前:家藤正人(いえふじ まさと)
生年月日:1986年1月20日
出身地:愛媛県
出身大学:愛媛大学
(引用:Wikipedia)
大学を卒業後に、本格的に俳句に関わるようになり、夏井先生の「句会ライブ」でアシスタントをすることにより、経験を積んできました。
現在は主に愛媛県で活動をしています。
活動内容の主だったものをご紹介しますね。
・カルチャー教室での講師
・俳句投稿サイトの選者
・ラジオでの夏井先生のアシスタント
・全国で「句会ライブ」を実施
一番近い所に俳句の先生がいる環境は、俳句を学ぶ上では素晴らしい環境だったと思います。
一方で、女手一つで育ててきてくれた夏井先生に対して、母親が大切にしてきた俳句をどのように自分が受け取っていくのか、少なからず葛藤もあったのではないかと、私は推測します。
夏井先生のアシスタントをしながら、俳人としても活躍の場を広げている正人さんのこれからにも注目していきたいと思います。
夏井いつきが元夫と離婚したワケは?
夏井いつき先生が元夫と離婚した理由は「介護疲れ」と言われています。
これはどういうことなのでしょうか。
詳しくみていきましょう。
夏井いつき先生は25歳の時に、教員仲間だった夏井氏と結婚しました。
夏井姓は元夫の苗字だったのですね。
結婚から5年経ったころ、夏井いつき先生が30歳の時に、離れて暮らしていた夫の舅が亡くなりました。
そのことをきっかけに、夫の姑も体調を崩しました。
夏井いつき先生一家は、夫の姑の介護をするために夫の実家へ引っ越し、夏井いつき先生は、姑の介護に専念するために、大好きだった教職から離れる決断をしたのです。
そして、姑の介護を始めて10年が経ったころ、夏井いつき先生の実のお母さまが脳梗塞で倒れました。
夏井いつき先生は、お母さまを自分の元に引き取り、姑と実母の介護をする日々が始まります。
同時に二人の子供を育てながらの毎日は、どれだけ忙しく大変だったのでしょうか。
想像もできません。
そして、この生活は夏井いつき先生と夫である夏井氏の間に亀裂をいれることとなります。
ふたりの母親の介護に疲弊した夏井夫妻は、ついに離婚することを決めました。
夏井いつき先生がふたりの子供を引き取ることを条件に離婚が成立。
夏井いつき先生はふたりの子供と実母とともに新しい生活を始めることにしたのです。
大切な家族だからこそ、一生懸命に尽くしていたのに、それが原因で、かえって夫婦の関係をゆがめてしまう。なんとも皮肉な感じがしますが、それぞれが真剣に向き合うからこそ、お互いに譲れないことがでてきたり、小さなヒビがやがて大きなクレバスのようになってしまうこともありますね。
夏井いつきの経歴を紹介します!
それでは、夏井いつき先生の経歴をご紹介しましょう。
ペンネーム:夏井いつき
本名:加根伊月(かね いつき)
生年月日:1957年5月13日
出身地:愛媛県南宇和郡内海村
出身大学:京都女子大学文学部国文科卒業
(引用:Wikipedia)
大学を卒業した1980年(昭和55年)に、愛媛県松山市立余土中学校へ国語科教諭として赴任、教員の傍ら、俳句は趣味で独学で勉強していました。
1988年(昭和63年)に夫の姑の介護のため教職を辞するとき、教え子に「俳人になる」と約束します。
夫の姑の介護をしながら、黒田杏子さんに師事をして俳人になるための道を歩き始めます。
夫の姑の介護を始めて10年後、実母の介護をするようになったことで、夫婦間に亀裂が入り、離婚することとなった夏井いつき先生。
「俳人としてどんな仕事でも請け負う」と覚悟をきめ、母親の介護と二人の子供の子育ての生活が始まりました。
駆け出しの俳人として様々な仕事を受けながら、女手一つで二人の子供を育て、親の介護もする毎日。
教え子との「俳人になる」という約束を守るために、夏井先生は教職にもどることはしませんでした。
ここに、夏井先生の覚悟がみてとれます。
教職にもどれば、安定した生活が送れます。
それでも、夏井先生はその道を選ばず、あえて、いばらの道を選んだのです。
夏井先生には「俳人になる」未来がはっきりと見えていたのでしょうか。
テレビを通して有名人になる展望があったのでしょうか。
そうではない、と私は思います。
夏井先生の強い思いが、「私は俳人になる」「俳句を世の中に広げていく」という強い思いが、今の現実を作りだしたのだと思います。
1997年(平成9年)夏井いつき先生は40歳の頃に、俳句集団「いつき組」を結成しました。「句会ライブ」という、小中高校生を対象とした俳句教室を全国で開催し、「俳句を世の中に広げていく」活動に力を入れていきます。
夏井いつき先生が56歳、2013年(平成25年)には「プレバト!!」に出演が決まります。
この番組が、俳句と夏井いつき先生を世の中に押し出していくことになったのですね。
毒舌といわれる夏井いつき先生のキャラクターと人懐っこい人柄が世の中で受け入れられた、ということは言うまでもありません。
それと、「俳句」が受け入れられる土壌が日本国内にあったのかもしれない、と私は推測しています。
2011年の東日本大震災と2020年の新型コロナウィルスの大流行。
この大きな出来事を通じて、人々が「心」と向き合った時期でもあったのかもしれません。
2014年(平成26年)夏井いつき先生は、「株式会社夏井&カンパニー」を設立し、取締役に就任しました。夏井いつき先生は「俳句を世の中に広げていく」ために今日も活動されているのです。
夏井いつきの再婚した夫はどんな人?
2006年(平成18年)夏井いつき先生が49歳の時に、今のご主人である加根光夫(かね みつお)さんと結婚しました。
加根光夫さんは、夏井いつき先生より8歳年上。
博報堂の関西支社にお勤めで、CMプロデューサーとして活躍していました。
中村玉緒さんのあのCM「マロニーちゃん」を手掛けたのも加根光夫さんなんです。
誰でも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
2003年、夏井いつき先生が46歳の頃、加根光夫さんは、夏井いつき先生に番組の出演を依頼したことがきっかけで仲良くなり、交際に発展しました。
もともとは夏井いつき先生のファンで、「兼光」(かねみつ)という俳号で投句を楽しんでいた加根光夫さんが、夏井いつき先生に猛烈にアタックした、という話が伝わっています。
交際が始まってから、加根光夫さんは、夏井いつき先生との結婚を真剣に考えていましたが、一方の、夏井いつき先生は結婚に乗り気ではありませんでした。
一度結婚に失敗している夏井いつき先生は、「結婚すれば離婚の可能性がある。離婚はとてもエネルギーを使うのでもう二度としたくない。」と考えていたそう。
そして、生活をするのに精いっぱいでそこまで考えられない、という現実もあったのです。
加根光夫さんは、そんな夏井いつき先生の心配事を全部引き受け、子供たちとも仲良くなり、交際から3年後にプロポーズし、結婚できたのでした。
博報堂を定年退職したあと、夫である加根光夫さんは、「株式会社夏井&カンパニー」の代表取締役となりました。また、夏井いつき先生のマネージャーとなり、収録現場にも同行し、夏井先生を支えています。
夏井いつき先生がテレビで活躍するようになったきっかけは、もしかしたら、夫の加根光夫さんの存在があるのでしょうか。
CMプロデューサーとして芸能界と繋がりのある加根さんですから、可能性は否定できないかもしれませんね。
もし、そうだとしたら。。。
夏井いつき先生の離婚があり、加根光夫さんとの出会いがあって、「プレバト!」での夏井いつき先生の活躍があるのだとしたら。。。
ひとりの女性の人生が、日本の俳句界に大きな影響を与えたということになりますね。
もっとも注目されている俳人のひとりである夏井先生のスケジュールは数か月先まで埋まっています。
それだけ、「俳句」というものが世の中に広がっているという証拠であり、夏井先生の活動はこれからますます活発になっていくのは間違いないですね。
そして、夏井いつき先生が俳句に専念できるのも、加根光夫さんの支えが大きな役割を果たしていることは間違いないでしょう。
夏井いつきの孫は何人いるの?
2013年に夏井いつき先生の娘さんが結婚しました。
娘さんのお名前は公表されていませんので、わかりませんでした。
2013年に娘さんが結婚したのち、2023年11月現在、2人のお子さんがいる、という情報がありました。
つまり、夏井いつき先生にはお孫さんが二人いる、ということになりますね。
「孫は無条件でかわいい!」
と世間ではよく言われています。
夏井いつき先生がお孫さんと仲良くしている情報や写真を入手しましたら、ご紹介しますね。
夏井いつき先生の息子、元夫、夏井いつきの経歴、再婚した夫や孫のまとめ
夏井いつき先生のまとめです。
- 夏井いつき先生の息子さんは、家藤正人さん。夏井先生のアシスタントを務める傍ら、俳人としても活躍しています
- 夏井いつき先生は、大学卒業後、国語の教諭になりましたが、夫の姑の介護のために退職、俳人になることを決意しました
- 夏井いつき先生は、元夫の夏井氏と親の介護が原因で離婚しました
- 夏井いつき先生の再婚した夫は、加根光夫さん。現在、夏井いつき先生のマネジャーです
- 夏井いつき先生にはお孫さんがふたりいるという情報があります
俳句は季語を用います。
つまり、俳句には必ず季節があるということですね。
四季の移ろい豊かな日本の風景が句を通してみえてきます。
こちらで夏の俳句をご紹介しています。
ぜひお立ち寄りください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント