阿武剋の中学は?高校と大学についてもご紹介!

幕内力士

阿武剋(おうのかつ)は、モンゴル出身の今注目の力士です。
大関・大の里(おおのさと)と、大学では同期として、お互い相撲に励んできたライバルでもあります。

阿武剋の中学、高校はどこなのでしょうか?
また大学はどこの出身なのか、気になりますね。
大の里以外に、角界で活躍している同期生はいるのでしょうか。

阿武剋の中学、高校、大学についてまとめましたので、ご紹介します。




阿武剋の中学はどこ?

阿武剋の出身中学は、モンゴルにある、エレデム・オリギル・ヅオゴヅボル・ソロゴール学校です。

モンゴルの小中学校は、日本でいう一貫校のようなもので、6歳から15歳まで、生徒は9年間同じ学校に通います。

 

阿武剋は、頭もよく、スポーツも万能な学生でした。

スポーツは相撲だけではなく、いろんなスポーツをしてきました。

 

阿武剋は小学校1年から小学5年まではサッカーを、中学3年生からはレスリングモンゴル相撲に取組みました。

 

それだけではありません。
阿武剋は、中1~中2では、数学オリンピックに出場し、県大会で優勝をしています。

数学オリンピックとは、数学の問題を解く能力を競う大会です。
阿武剋は、運動だけでなく、とても優秀だったことがわかります。

阿武剋は、まさに文武両道の学生だったのですね。

さらに小学1年生では、チェスで、県大会3位の成績を残しています。

 

阿武剋の頭の良さは、相撲にも活かされていると、私は感じています。

「阿武剋は、同じ負け方はしない」と言われるほど、考えて相撲をとるスタイルが武器です。
阿武剋は学生の頃から、今の相撲に繋がる力を鍛えてきていることが分かりますね。


阿武剋の高校はどこ?

阿武剋の高校は、旭丘高校(あさひがおか こうこう)です。

旭丘高校は、神奈川県にある私立の高校です。

阿武剋は、旭丘高校の留学生の1期生として15歳の時に日本に来ました。

そして高校の相撲部に入り、本格的に相撲を始めました。

 

阿武剋の高校時代の相撲の成績をご紹介します。

高校1年時
・高校総体団体32強
高校2年時
・関東大会無差別級優勝
・高校総体個人64強
・国体団体16強
高校3年時
・世界ジュニア選手権団体(モンゴル)2位
・高校総体個人2位
・国体団体2位、個人16強(インターハイ)
たくさんの大会でいい成績を残しているのです。
阿武剋は、高校で相撲だけではなく、心も鍛える学生生活を送っていました。
旭丘高校の相撲部は、稽古のみでなく、地域との交流にも力を入れています。
相撲教室で子ども達に相撲を教えたり、地域の清掃活動に参加をしたり、など。
阿武剋は、相撲の稽古だけでなく、地域の人との交流や寮生活を通して、心も育てることができたと思います。
相撲は、「心技体」といわれますよね。
それが今の阿武剋の相撲の強さを育てたのではないかと、私は感じています。
阿武剋を指導していた高校時代の相撲部 岸田監督は、次のように言っています。
妥協しない子。同じ負け方をせず、次に生かして大きな目標を超えていこうとする力を持っている。
(引用:タウンニュース)
恩師からの最高のほめ言葉ですね。
高校生の頃から阿武剋は、考える力、目標に向かって頑張る力を持っている力士なのですね。
さらに、岸田監督は、次のようにも言っています。
相撲だけではなく、勉強もすごい努力する。言葉(日本語)を覚えたのも早く、1年の夏休みぐらいには分かるようになっていた。
(引用:タウンニュース)
わずか半年で日本語が分かるまでになるとは、その習得の早さに驚きですね!
もともと頭もいいのでしょうが、きっと沢山努力もしているのではないかと思います。
阿武剋は、相撲の稽古で体と技を磨き、高校での社会活動で心を磨く学生生活を送っていました。



阿武剋の大学はどこ?

阿武剋の大学は、日本体育大学(にほんたいいくだいがく)です。

日本体育大学は、相撲の名門大学です。

日本体育大学で、阿武剋の同期には、大関・大の里がいました。

 

大の里がチームメイトにいたなんて、相当、刺激的だったことでしょう。

 

阿武剋は大学時代に、1日5食で体重を増やし、150kgほど増量しました。

日本に来た頃の阿武剋の体重は、70kgほどでした。
モンゴルにいた頃からは、なんと!体重が約2倍となったのです。
「食べることも稽古」といわれるように、まさに生活の中でも相撲が強くなるように努力を重ねてきたのが阿武剋なのです。

 

阿武剋の大学での相撲の成績をご紹介します。

大学1年時
・東日本新人戦2位
・全国学生選手権16強

大学1年生の頃から活躍をしています。

年上が対戦相手でも勝っているので、阿武剋は1年生から相当強かったのですね。

大学2年時
・全国学生選手権8強
・全日本選手権16強
全国区で活躍しており、阿武剋の実力が高かったことが分かりますね。
大学3年時
・東日本無差別級優勝
・全国無差別級3位
・全国学生選抜3位
・全国学生選手権16強
・全日本選手権32強

とても輝かしい成績ですね!

3年時で優勝をしているのも、すごいことだと思います。

大学4年時
・東日本無差別級優勝
・和歌山大会3位
・全国学生選手権優勝(学生横綱のタイトル)
・全日本選手権16強

4年時には、なんと!チームメイトの中村(現在の大の里)を破って、学生横綱となっているのですよ。
すごいですよね!

 

阿武剋が大相撲に入った頃は、「相撲の大会でいい成績を残したアマチュアの力士は、大相撲で飛び級の番付からスタートできる制度」がありました。
学生横綱になった阿武剋も、この制度で、「幕下15枚目格付け出し」から大相撲デビューをしました。

 

大関として活躍している大の里の存在を、阿武剋は励みにしています。

元・チームメイトの大の里に対して、阿武剋は、次のように言っています。

一緒に戦ってきた仲間。自分がそこ(幕内での活躍)に加わっていない悔しさと活躍している嬉しさがあった。自分ももっと上を目指して頑張りたい。

(引用:日刊スポーツ)

 

力のこもった熱意のある言葉だと感じました。

ついに幕内力士となり、大の里と同じステージに上がってきた阿武剋。
これから2人が大相撲を盛り上げてくれる気がして、とても楽しみです!


阿武剋のまとめ

・阿武剋の中学は、モンゴルにあるエレデム・オリギル・ヅオゴヅボル・ソロゴール学校です。
・阿武剋の高校は、神奈川県にある私立の旭丘高校(あさひがおか こうこう)です。
・阿武剋の大学は、日本体育大学です。
・阿武剋の大学の同期には、中村(大関・大の里)がいました。
・阿武剋は、大学4年生時に、チームメイトの中村(大の里)を破って、学生横綱になっています。

 

阿武剋の相撲の強さの秘訣は、頭で考えて、さらに技術や体も磨く!という印象を私は受けました。
大学同期の大の里には、ライバル心をメラメラと燃やしているはずです。
今後、幕内での対戦が楽しみです!
阿武剋はまだ24歳と若いので、これからの大相撲を盛り上げてくれる力士として注目して応援していきましょう。

 

 

人気急上昇中の阿武剋。阿武剋が結婚しているかどうか、気になる方はこちらの記事で詳しくご紹介しています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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