阿武剋(おうのかつ)は、モンゴル出身の力士です。
阿武剋は、大学時代に大関・大の里(おおのさと)を破って、学生横綱のタイトルをとっています。
2024年9月場所から新入幕を果たし、今後の活躍が注目されている力士です。
そんな阿武剋の父、母、兄弟はどんな人なのでしょうか?
また阿武剋の出身地と力士情報をまとめました。
これを読めば、阿武剋がどんな力士か知ることができますよ。
阿武剋の父はどんな人?
阿武剋の父の名前は、バドジャルガルさんです。
2024年5月現在 62歳です。
市役所勤務に務めていました。
実は、阿武剋の父親は、阿武剋と同じ名前です。
モンゴルでは、父親の下の名前を、子供が苗字にする文化があります。
幕内昇進を果たした時について、阿武剋は次のように言っていました。
(家族に)連絡できました。番付発表されたので、お父さんに電話して、報告して。すごく喜んでくれていましたね。
(引用:日刊スポーツ)
お父さんが大喜びしたのを知り、阿武剋も嬉しかったでしょうね。
日本の地で、相撲で頑張ってきてよかった!もっと頑張ろう!と思えたに違いありません。
がんばる原動力として、家族の応援が励みになりますよね。
私が思うには、モンゴルにいる阿武剋の父も、日本の相撲に理解があるはずです。
日本と同じようにモンゴルでは、モンゴル相撲が盛んです。
モンゴル出身で、日本で活躍した力士は、
横綱・朝青龍(あさしょうりゅう)
横綱・白鵬(はくほう)
横綱・照ノ富士(てるのふじ)
大関・豊昇龍(ほうしょうりゅう)
霧島(きりしま)など多数。
横綱になった力士も多くいます。
モンゴル出身の力士の活躍は、モンゴルの人たちにも元気を与えますよね。
日本の大相撲のニュースは、モンゴルでも報道されています。
息子が日本の相撲で、幕内力士になったことは、父親にとっても誇らしく、大変嬉しい出来事です。
幕内力士、さらには役力士になると、ニュースで報じられる機会も多くなります。
阿武剋が頑張っている姿も、父親が目にすることが増えるかもしれませんね。
今後も、モンゴルの家族にいいニュースが届くように、阿武剋には、どんどん活躍していってほしいな、と思いました。
阿武剋の母はどんな人?
阿武剋の母は、ルハミジァウさんです。
2024年5月現在 60歳です。
市役所に勤務していました。
父親も市役所勤務だったので、両親は職場結婚なのかもしれませんね。
両親とも、公務員ということで、教育がしっかりした家庭で育ったのだと私は感じました。
阿武剋は、中学時代に数学オリンピックに出場、県大会で優勝するほど優秀です。
おそらく小さい頃から、家庭でいい教育を受けてきたことが考えられます。
阿武剋は、15歳の時に日本に来て、日本の中学に通っています。
15歳から、親元を離れているので、両親は寂しい思いをしたのかもしれませんね。
モンゴルと日本では、距離が遠く、なかなか会える事が少ないですよね。
2024年の9月場所からは、阿武剋が幕内力士になったことで、両親は、阿武剋を見る機会が増えました。
なぜなら、モンゴルでは、大相撲の幕内の取組は、テレビ中継されるからです。
さらに大相撲は、インターネットの環境があれば、今はネットでも取組を見ることができます。
阿武剋は幕内力士になったので、モンゴルから両親とも阿武剋の取組を見て、応援をしていることでしょう。
新入幕を果たした際の会見で、阿武剋は、次のように言っています。
もっと頑張らないと。来場所(新入幕の2024年9月場所)こそ、自分の相撲を見せてあげたいと気が引き締まった。2桁勝利を目指して頑張ります。
(引用:デイリー)
家族がテレビ中継で見ていると思うと、身が引き締まりますよね!
遠く離れた場所に住む家族の存在が、阿武剋にとって大きな励みとなっているのですね。
新入幕会見では、阿武剋について、次のように報じられています。
阿武剋は、番付を手に「嬉しい。字が太く、でかくなって、応援してくれる人に見つけてもらえるようになった」と喜んだ。
(引用:デイリー)
幕内力士になった阿武剋の嬉しさが伝わってきますね!
モンゴルにいる父や母、日本で相撲を指導してくれた中学や高校の恩師など、沢山の人が「阿武剋」の四股名を見つけやすくなりました。
阿武剋は番付を上げて、この文字をどんどん大きくしていってほしいな、と思います。
阿武剋に兄弟はいるの?
阿武剋は、4人兄弟で、姉が2人と兄が1人います。
上の姉は、医療関係に勤務、2024年5月現在 34歳です。
下の姉は、会社員で、2024年5月現在 33歳です。
兄は、オーストラリアで建築関係の仕事をしており、30歳です。
阿武剋は、末っ子なのですね。
一番上の姉とは、年齢が10歳も離れています。
阿武剋は、歳が離れた弟として、姉達には可愛がられて育ったのではないかな、と私は思いました。
末っ子は、可愛いとよく言われますよね。
阿武剋の兄弟は、モンゴル、オーストラリア、日本とそれぞれ遠くに住んでいます。
兄弟みんな働いていて、自立をしているので、両親は嬉しく思っていることでしょう。
住む場所は、離れていますが、日本で力士として頑張っている阿武剋のことは、兄弟も応援してくれています。
幕内力士となった阿武剋を応援するために、兄弟たちが日本に来ることがあるかもしれませんね。
阿武剋の出身地は?
阿武剋の出身地は、モンゴルのオブス県です。
モンゴルは、相撲がとても盛んな地域です。
阿武剋が相撲を始めたのは、15歳の時に日本に来てからです。
ですが、相撲が盛んなモンゴルで育ったので、阿武剋にとって相撲は身近な存在だったのだと思います。
阿武剋が育ったオブス県について、ご紹介します。
オブス県は、標高が高く、草原が広がっている地域で、自然が豊かな地域です。
阿武剋は、広大な大自然の中で育ったのですね。
さらに、オブス県の気候は、日本に比べると、とても厳しいです。
・紫外線が強く、天気の変化が大きい。
・風が強い。
砂漠と山に囲まれているので、気温は低く、風が強いのが特徴的です。
日本に比べると、気温も低い過酷な地域で阿武剋は育ったのですね。
モンゴルの過酷な地域で育ったからこそ、気持ちが強く芯の強い阿武剋に成長したのだと私は感じています。
阿武剋の力士情報
阿武剋のプロフィールについてご紹介します。
四股名 | 阿武剋(おうのかつ) |
本名 | バトジャルカル・チョイジルスレン |
生年月日 | 2000年5月5日(2024年1月現在24歳) |
出身地 | モンゴル・オブス県 |
身長 | 185cm |
体重 | 167kg |
所属部屋 | 阿武松部屋 |
得意技 | 右四つ、諸差し、寄り |
初土俵 | 2023年11月場所 |
新十両 | 2023年5月場所 |
新入幕 | 2024年9月場所 |
最高位 | 前頭12枚目 |
好きな言葉 | 「稽古はウソをつかない」「自分を信じろ」 |
阿武剋は、日本体育大学の出身です。
大学の同期には、大関・大の里がいます。
大学4年生時では、全国大会の決勝で、阿武剋が大の里に勝って、「学生横綱」になっているのです。
阿武剋にとって、大の里は学生の頃からのよきライバルでした。
阿武剋は、インタビューで次のように答えていました。
アマチュア時代は、1勝1敗だったといい、「(次の対戦は)本場所ですね。対戦できるように自分も頑張りたいです」と闘志を燃やした。
(引用:スポーツ報知)
相撲ファンとしても、本場所での対戦が楽しみですよね!
大の里が先に大関となって、阿武剋は、自分も続くぞ!もっと強くなるぞ!と意気込んでいるはずです。
阿武剋も大の里もまだ24歳と若いので、今後の活躍が楽しみです。
これから大相撲を盛り上げていってくれる力士として、阿武剋、大の里の2人から目が離せませんね。
阿武剋のまとめ
・阿武剋の父は、バドジャルガルさん、62歳です。(2024年5月時)職業は、元・市役所勤務です。
・阿武剋の母は、ルハミジァウさん、60歳です。(2024年5月時)職業は、元・市役所勤務です。
・阿武剋の兄弟は、姉が2人、兄が1人います。
・阿武剋の出身地は、モンゴル・オブス県です。
・阿武剋は日本体育大学出身で、大学の同期には大関・大の里がいます。
15歳で日本に来て、相撲に打ち込んできた阿武剋。
阿武剋にとって、遠く離れたモンゴルにいる父、母、兄弟が応援してくれていることが、とっても励みになっています。
ライバル大の里と切磋琢磨して、より強い力士に成長していってほしい、と私は思います。
モンゴルにいる家族にいいニュースをたくさん届ける活躍を見たいですね。
私もこれからも阿武剋に注目して、応援していきたいと思います。
力士の結婚は比較的早いですが、阿武剋は結婚しているのでしょうか。こちらでご紹介しています。
阿武剋の出身校についてはこちらでご紹介しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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