大の里の学歴は?出身高校や大学は?力士情報やプロフィールは?経歴も知りたい!

現役力士

大の里(おおのさと)は「ざんばら頭」の若手力士です。

「ざんばら頭」の理由、それは、スピード出世だからですね。

 

幕内力士として、2回目の本場所に挑んだ2024年3月場所は、6場所目なんです。
本場所は二か月に一度なので、入門してから1年経っていないということですね。
それなら、髪も間に合いませんよね。

優勝争いにも絡む大活躍で、相撲ファンは歓喜に沸いています。
ニュースのスポーツコーナーで、大の里の活躍を目にしている人もたくさんいるでしょう。

 

今回は、大の里の学歴(出身高校や大学)、力士情報やプロフィール、力士になるまでの経歴をわかりやすくまとめました。

 

これを知れば、きっともっと大の里を応援したくなりますよ。




大の里の学歴は?中学、高校はどこ?大学は?成績は?

大の里の出身校は、

新潟県にある糸魚川市立能生(のう)中学校
新潟県立海洋高等学校
日本体育大学です

出典:北國新聞

大の里(おおのさと)の学歴 出身中学は?

大の里は石川県で生まれ、育ちましたが、新潟県にある糸魚川市立能生中学校(いといがわしりつ のうちゅうがっこう)に進学しました

出典:糸魚川市立能生中学校ホームページ

所在地:新潟県糸魚川市大字能生2643

 

大の里の出身地、石川県河北郡津幡町から新潟県糸魚川市までは、140㎞離れています。

北陸自動車道を通って約2時間かかる距離です。

近くはないですね。

 

なぜそんなに離れた中学校に通おうと思ったのでしょうか。

そこには、12歳の少年の大きな決断がありました。

 

小学生の頃から体が大きく、相撲も強かった大の里少年でしたが、小学5年生頃になると周りの子供たちもだんだん強くなってきて、勝てなくなってきました。

相撲に対する情熱も冷めてきていました。

 

そんな時に知ったのが、三輪隼斗(みわ はやと)さんでした。

石川県穴水町出身で新潟県の海洋高校 相撲部に進学し活躍している三輪さんの存在をテレビで知り、

「三輪さんのように活躍したい!」

と三輪さんと同じ、糸魚川市の能生中学校(のうちゅうがっこう)へ相撲留学、その後、海洋高校へと進学しました。

 

三輪隼斗さんってだれ?
㈱ソディック加賀事業所に勤務しながら、アマチュア相撲で活躍しています。
主な成績
・2023年 格闘技国際大会「ワールドコンバットゲームス」相撲競技の無差別級で金メダル、中量級で3位。
・第20回 世界相撲選手権大会 個人中量級優勝
など多くの実績を残しています。
後輩の大の里が大相撲界で活躍しているのが刺激になっていると話しています。
三輪さんの活躍はまた、大の里に刺激を与えていることは間違いないですね。

 

中学での相撲の成績

中学三年生
・石川県相撲連盟北信越大会 優勝
・全国中学校相撲選手権大会(全中) 3位
・白鵬杯 個人優勝

大の里(おおのさと)の学歴 出身高校は?

大の里は、新潟県立海洋高校の出身です。

三輪隼斗さんと同様に、相撲で強くなるために、能生中学校から海洋高校へ進学しました。

 

所在地:新潟県糸魚川市能生3040
特徴:生徒募集において、「特色化選抜」という仕組みがあり、中学時代に「相撲」で大きな実績を残した生徒のための特別枠があります。「相撲(男子)」と「水産・海洋」合わせて8人が定員です。(令和6年度)
大の里もこの特別枠で進学したと思われます。

 

実は、糸魚川市立能生中学校~新潟県立海洋高校出身で、角界入りしているのは、大の里だけではありません。

 

・幕下 嘉陽(かよう)

・十両 白熊(しろくま)

 

この二人も同じ経歴なんです。

 

そして、大の里も含め、この三人とも、二所ノ関部屋へ入門しています。

 

高校での相撲の成績

高校一年生
・全国高校総体相撲競技大会(高校総体) 個人準優勝
・選抜高校相撲選抜十和田大会 個人3位高校二年生
・全国高校総体相撲競技大会(高校総体) ベスト32高校三年生
・石川県相撲連盟金沢大会 個人3位
・選抜高校相撲十和田大会 個人優勝

大の里の学歴 出身大学はどこ?

大の里は、高校卒業後、日本体育大学に進学、卒業しています。

 

高校卒業後に、角界入りする力士が多い中、大の里は大学に進学しました。
高校卒業後に角界入りする力士が多いのは、それだけ早くに出世し、長く活躍できる可能性があるからです。大学に進学すると「4年間」は高卒力士と時間的な差がついてしまいますからね。

 

それでも大の里が大学進学を選んだのは

全国大会で2度以上優勝できたら角界、できなければ進学

(引用:北國新聞)

と自分で決めていたからです。

 

結果としては、大の里は大学で多くの実績を残し(後述しています)、アマチュア横綱になったことで、「幕下10枚目格付け出し」という飛び級チケットを手にいれたわけですから、大の里にとっては最善かつ最短の出世ルートに乗れたことになりますね。

 

日体大 相撲部は日大 相撲部同様、多くの力士を輩出しています。

例えば、

・朝紅龍・妙義龍・友風・嘉風・白熊・嘉陽・北勝富士

などなど、幕内で活躍している力士もいるのですよね。

 

大学時代の相撲の成績

大学一年生
・石川県相撲連盟宇佐大会 個人3位
・石川県相撲連盟金沢大会 個人3位
・東日本学生体重別135kg以上級 優勝
・全国学生体重別135kg以上級 優勝
・国民体育大会相撲競技青年の部 個人戦優勝
・全国学生相撲選手権大会 学生横綱大学二年生
・東日本学生体重別135kg以上級 2位
・全日本相撲選手権 ベスト8大学三年生
・東日本学生選手権 個人優勝
・東日本学生体重別135kg以上級 優勝
・全国学生体重別135kg以上級 優勝
・全日本相撲選手権優勝 アマチュア横綱大学四年生
・ワールドゲームズ無差別級で金メダル、重量級で銀メダル
・東日本学生体重別135kg以上級 優勝
・全国学生体重別135kg以上級 2位
・国民体育大会相撲競技青年の部 個人戦優勝 2連覇を果たす
・大相撲の幕下10枚目格付け出しの資格を取得
・全国学生相撲選手権大会 個人戦準優勝
・全日本相撲選手権決勝 優勝 アマチュア横綱 2連覇を果たす

 

大の里は、10代初めの頃から、強い力士たちがいる環境を選び、ストイックに自分が強くなるために稽古を積んできたのですね。大の里には自分が信じた道を突き進む強さがあると、私は思いました。


大の里の力士情報やプロフィールは?

大の里は石川県の出身です。詳しいプロフィールをご紹介しましょう。

 

四股名:大の里(おおのさと)

力士名:大の里泰輝(おおのさと だいき)

本名:中村泰輝(なかむら だいき)

生年月日:2000年6月7日

年齢:23歳(2024年3月現在)

出身地:石川県河北郡津幡町

身長:193センチ

体重:175キロ

所属部屋:二所ノ関部屋

初土俵:2023年5月場所

新入幕:2024年1月場所

 

大相撲の力士の平均身長は186㎝、平均体重は161kgと言われています。

大の里の体格は平均を上回っていますね。

最近は体が大きい力士も多いので、体格がいいということはそれだけ有利だということが言えますね。


大の里(おおのさと)の経歴は?

入門から1年足らずで、幕内力士となった大の里は小学1年生で相撲を始め、大学生の時には、13のタイトルを獲得しました。

「エリート街道」を突き進んできた、といえますね。
学生時代に数多くの実績を残してきた大の里は、角界入りを決めますが、大の里の実績からすると、多くの相撲部屋からオファーがあったと考えられます。

部屋によって、規模は異なり、待遇も違うものだったはずです。

 

大の里は元横綱 稀勢の里が師匠を務める「二所ノ関部屋」に入門することを決めますが、決め手はなんだったのでしょうか。


大の里が二所ノ関部屋を選んだのには理由があります。
①部屋の所在地が茨城県阿見町で、歓楽街が近くになく、相撲に集中できるから。
②師匠が元横綱だから。

 

23歳といえば遊びたい盛りですよね。

「遊びたいって言う気持ちはあるけど、欲は捨ててきた」
と言い切る大の里に、相当な覚悟があることを私は感じました。

 

大の里は、角界入り後も数々のスピード記録を作っています。

・幕下付け出しから十両昇進 所要2場所は歴代2位タイ

・幕下付け出しから幕内昇進 所要4場所は歴代3位タイ

・幕下付け出しから対横綱戦まで所要5場所は歴代1位タイ

・新入幕力士の横綱戦は史上9人目

 

角界の宝。よくあの体格の人間が相撲を続け、角界に入ってきてくれた。

(引用:北國新聞)

辛口の解説者として知られている舞の海秀平さんがこのように絶賛するほどの大の里は、幕内2場所目で前頭5枚目。

役力士になる日もそんなに遠くはないですね。

大の里のように若くて強い力士が増えてくると、新陳代謝が活発になりますね。

古参の力士たちもウカウカしていられません。

相撲ファンにとっては、土俵がますます面白くなってきて、目が離せなくなっています。

早くも5月場所が楽しみになってきました!


大の里(おおのさと)の学歴(高校、大学)、力士情報、経歴のまとめ

・大の里は石川県出身

・大の里は糸魚川市立能生中学校へ相撲留学後、新潟県立海洋高校へ進学

・大の里は日本体育大学出身

・大の里が二所ノ関部屋を選んだのは、相撲に集中できる環境だったから

 

大の里は新入幕の2024年1月場所で敢闘賞をもらう大活躍で、「新入幕で優勝か?」と言われるほどでした。2024年3月場所では、「新入幕で優勝!」を成し遂げようとしている力士がいます。
それが「尊富士(たけるふじ)」。尊富士は、大の里とは全く別の経歴を持っています。
詳しくはこちらからどうぞ。
https://nihonbunka.net/takerufuji-gakureki-2371

快進撃を続ける大の里を支えている家族はどんな人?結婚はしてるの?詳しくはこちらからどうぞ。https://nihonbunka.net/onosato-family-2392

最後までお読みいただきありがとうございました。



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