武将山(ぶしょうざん)は、元大関 武双山(むそうやま)である藤島親方(ふじしま)の部屋に所属する力士です。
武将山と藤島親方は、武将山が相撲を始めた小学生の時から縁があります。
今回は、武将山がどんな力士であるのか、四股名の由来、藤島部屋や藤島親方との関係について、ご紹介します。
また、武将山と貴景勝は同じような体格で似ているといわれますが、他にも2人は共通点が沢山あります。
武将山と貴景勝についても、合わせてご紹介します。
この記事を読めば、武将山についてもっと知ることができ、ますます応援をしたくなりますよ。
武将山はどんな力士?
武将山は、コツコツの苦労人で、押し相撲を得意としています。
本日11月場所千秋楽を終えました。
結果は3勝8敗4休、最後2連勝で締める事ができました。
途中休場となり、ファンの皆様にはご心配おかけしました。たくさんの温かいお言葉をいただき感謝いたします。有難うございます。
これからも武将山関をどうぞ宜しくお願いいたします。#武将山 #九州場所 pic.twitter.com/mp3OOZzVSp— 武将山後援会 (@BUSHOZANkoenkai) November 24, 2024
初土俵から、7年で関取になった武将山。
幕下の地位には、6年以上いました。
武将山は、相撲の名門である埼玉栄高校の出身です。
貴景勝や琴櫻をはじめ、後輩たちが大相撲で先に出世をする中、コツコツと努力を積み重ねてきました。
武将山は幕下では、勝ち越し、負け越しを繰り返し、なかなか十両に上がることができませんでした。
初土俵から9年で新入幕を果たしたことを聞かれて、武将山は次のように答えていました。
自分では、遅いとか早いとか全く思っていなくて。
少しづつ力をつけて上がってこれたので、よかったと思います。
(引用:日本相撲協会YouTube)
長年の努力が垣間見れる、感慨深いコメントだと、私は感じました。
先に後輩達が幕内で活躍する中で、武将山は番付を上げられないことに、時には焦りもあったと思います。
ついつい人と比べて、自分の不甲斐なさを感じることは誰にでもあると思います。
しかし、武将山は周りと比べず、地道に自分の相撲に向き合ってきたのではないかなぁと私は感じました。
藤島親方は、武将山について次のように言っていました。
器用な相撲はとれないので。どんどん前へ出て、相手に圧力をかけていくのが、一番の魅力だと思います。
(引用:日本相撲協会YouTube)
「器用ではないけれど、一生懸命に向き合う」という、武将山らしさが伝わってきます。
着実に力をつけて、幕内力士になった武将山。
今後は、埼玉栄高校の先輩・後輩との対戦も楽しみです。
お互いに切磋琢磨をして、番付を上げる活躍がみたいですね。
努力の人、武将山を応援していきたい!と私は感じました。
武将山の四股名の由来は?
武将山の四股名の由来は、「昔からの力士らしい四股名」です。
武将山の四股名は、藤島親方が名付けました。
2018年5月場所から、武将山に改名しました。
もともと武将山の四股名は、本名の「虎太郎(こたろう)」でした。
四股名を改名する際に、武将山は「昔からの力士らしい四股名がいい」と希望を親方に伝えました。
その希望に応えて、藤島親方が名付けたのです。
とてもかっこいい四股名ですよね!
「虎太郎」という名前は、武将山にとても似合っていて私は好きなのですが、「武将山」という四股名は、昔ながらの武士のような、そして、将軍のような雰囲気と強さを持つ四股名だと、私は感じました。
ちなみに、藤島親方の現役時代の四股名は、「武双山(むそうやま)」。
武将山という四股名は、憧れている藤島親方から、名付けてもらって、親方からも1字をもらっているのですね。
藤島親方は、現役時代は大関でした。
武将山の四股名には、「親方のように番付を上げて、強い力士になってほしい」という意味も込められているのかもしれませんね。
親方から付けてもらった四股名で、武将山には飛躍する活躍をみせてほしいなと思います。
武将山の部屋は?
武将山は、藤島部屋(ふじしまべや)に所属しています。
所在地は、東京都荒川区東日暮里4-27-1。
親方は、元大関の武双山である、藤島親方です。
藤島部屋の幕内力士は、武将山1人ですが、若手力士の活躍が目立ってきています。
武将山を筆頭に、若手がどんどん育ってきており、今後注目をしていきたいと私が思っているのが藤島部屋なのです。
ここで、藤島部屋の注目の力士を3人ご紹介します。
・藤青雲(ふじせいうん)、十両力士。(2024年12月現在)
初土俵は、2021年3月場所。
新十両は、2023年5月場所でした。
藤青雲は、なんと各段優勝を4回も経験しているのです。すごいですね!
序ノ口優勝1回、三段目優勝2回、幕下優勝1回
身長185cmの長身で、四つ相撲を得意としています。
武将山に続いて、新入幕が期待される力士として注目です!
・藤闘志(ふじとうし)、三段目力士。(2024年12月現在)
初土俵は、2021年3月場所。
2024年11月場所は、7戦全勝で、三段目優勝をしています。
武将山と同じく、突き・押しを得意としています。
同じ押し相撲の力士なので、部屋の中で武将山から稽古をつけてもらうことも多いと思われます。
藤闘志は、身長が169cmなので、171cmの武将山とほとんど一緒です。
体格も似ている武将山の相撲のノウハウを教えてもらって、強い力士になっていってほしいなと思います!
・野田(のだ)、三段目力士。(2024年12月現在)
初土俵は、2024年3月場所。
入門後から、4場所連続で勝ち越し。
順調に番付をあげており、今は三段目六十三枚目です。(2024年12月現在)
2024年5月場所では、序ノ口優勝も経験しています。
野田は、まだ19歳と若い力士です。
これからの活躍が楽しみな注目力士です!
武将山に続いて、若手がどんどん育ってくるのが、楽しみですね。
藤島部屋の若手力士の中から、今後は強い力士が育ってくると、私は感じています。
そう思うには主に2つ理由があります。
・藤島部屋の雰囲気がいいから。
藤島親方は、現役時代に幕内優勝1回、三賞を13回も経験している、実力派の力士でした。
沢山の相撲のノウハウ、技も熟知しているので、それを弟子たちに稽古しています。
実際に、武将山は藤島親方が育てた力士で初の関取になっています。
武将山に続いて、関取がどんどん誕生してほしいなと、思います!
そして、藤島部屋全体が、切磋琢磨できる、いい環境であると考えられます。
部屋の力士について、武将山がインタビューで答えていました。
若手も皆強いので、藤青雲を筆頭に皆で頑張っていて。みんな切磋琢磨しています。
(引用:日本相撲協会YouTube)
皆ライバルで、皆で強くなろうという良い雰囲気が伝わってきますね。
幕内力士が部屋にいることで、レベルの高い稽古ができています。
なぜなら、大相撲の最高レベルの幕内の、力強さを肌身で感じて稽古できる環境だからです。
今後は藤島部屋の関取が増えていき、強い力士が誕生するのを期待したいです!
武将山は親方が目標!?
武将山の親方は、元大関・武双山である藤島親方です。
藤島親方も武将山も同じ、茨城県水戸市の出身です。
武将山と藤島親方の出会いは、武将山が小学2年生の時です。
武将山が相撲を始めたのが、藤島親方のお父さんがされている、水戸尾曽相撲道場(みとおそ すもうどうじょう)だったのです。
その頃は、藤島親方は現役で大相撲の力士として活躍をしていました。
武双山という力士で、大関にまでなり、大変強い力士でした。
相撲道場のご縁で、武将山は小学4年生の時に、武双山の引退相撲で稽古をつけてもらいます。
小学生の武将山は、次のように語っていました。
大きくなったら、武双山の弟子になりたい。
(引用:wikipedia)
小学生の武将山が大きな目標にしていたのが、藤島親方だったのです。
結果的に、武将山は、小学生の頃の夢を叶えて大相撲に入り、藤島親方の弟子として、幕内力士にまでなっています。
夢が叶って、よかったですね!
武将山が藤島親方について、次のように語っていました。
突き・押しで活躍をしてて、尊敬できる力士だったので。少しでも近づけるように。
(引用:日本相撲協会YouTube)
武将山と同じ、押し相撲で活躍した親方を目標に頑張っていることが伝わってきますね。
武将山にとって親方の存在は、小学生の頃からの大きな目標であり、それが相撲への原動力となっていると考えられます。
武将山と藤島親方は、縁が深く、尊敬していることが伝わってきますね。
武将山は貴景勝に似てる?
武将山と貴景勝は似ています。
2人は見た目が似ているだけでなく、共通点が多くあります。
共通点が多いと、同じような雰囲気で、似てくることもあると私は思います。
実際に、どんな共通点があるのか、みていきましょう。
・埼玉栄高校の出身。
・埼玉栄高校では、寮生活。
・押し相撲を得意としている。
・相撲の気迫が強い。
埼玉栄高校では、武将山が1学年先輩として、同じチームでした
2人の体格は、丸っこい雰囲気が似ています。
貴景勝の身長が175cm、体重は、165kg。
武将山の身長が171cm、体重は、178kg。
2人とも力士の平均身長よりも低く、決して体格に恵まれているとはいえない体です。
身長が有利とはいえない中で、押しの威力をあげるために、2人とも体重を増やしています。
なぜなら、武将山も貴景勝も押し相撲を得意技としているので、押し相撲で強さを磨くためには、体重を増やすことが必須だからです。
体重を増やすことも簡単なことではありませんが、2人とも、体重の維持も頑張って、相撲に磨きをかけているのです。
武将山と貴景勝は、同じ埼玉栄高校の出身です。
貴景勝が1歳年下の後輩です。
武将山が、貴景勝についてインタビューで答えていました。
気持ちが強い。後輩だけど、尊敬している。見習いたい。
(引用:スポーツ報知)
武将山が後輩の貴景勝のことを尊敬し、目標としていることが伝わってくる内容ですね。
さらに、貴景勝の相撲については、次のようにインタビューで答えていました。
突き押しというイメージが強いが、いなしがすごく上手い。絶妙なテンポで突いて、パッといなす。高校の時からあの動きは上手かった。というか、小学生ぐらいからですかね。
(引用:スポーツ報知)
武将山は、後輩の貴景勝の相撲のうまさを学生の時から感じていたのですね。
武将山も貴景勝も押し相撲を得意としています。
2人とも身長が低い方なので、下から突き上げるようなスタイルです。
重い体重を活かすスタイルで、威力が発揮されていると私は感じます。
2人とも徹底した押し相撲で、まさに、「この押しで勝つんだ!強くなるんだ!」と気迫を感じる相撲です。
武将山と貴景勝の2人は、多くの共通点があることが分かりますね。
武将山のまとめ
・武将山は、初土俵から、9年で新入幕を果たし、コツコツの苦労人です。
・武将山は、どんどん前へ出る押し相撲を得意としている力士です。
・武将山の四股名の由来は、「昔からの力士らしい四股名」と藤島親方にリクエストしたことが由来です。
・藤島部屋は、藤青雲(ふじせいうん)を筆頭に若手力士の活躍が楽しみな部屋です。
・武将山が小学生の時に、藤島親方(武双山)に稽古をつけてもらったことがあり、武将山は「将来は(藤島親方の)弟子になりたい」と言っていました。
・武将山と貴景勝は、「体格」、「押し相撲を得意」、「埼玉栄高校の出身」など共通点があり、見た感じも似ています。
武将山は、小学生の頃からの夢を叶えて、武双山(藤島親方)の弟子になり、大相撲で活躍をしています。
藤島部屋は、部屋の雰囲気がとても良いです。
藤島部屋の藤島親方は、指導力があるので、今後は武将山や部屋の若手力士の活躍が楽しみです!
武将山の活躍と、藤島部屋の若手力士にも注目しながら、私は応援していきます!
最近では大学卒の力士が増えてきましたが、武将山の学歴はどうなのでしょうか?こちらで詳しくご紹介していますよ。
かわいいと評判の武将山ですが、結婚しているのでしょうか?こちらで詳しくご紹介していますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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