金峰山(力士)の高校や出身地は?経歴や四股名の由来も気になる!

幕内力士

金峰山(きんぼうざん)は、カザフスタン出身で初めての関取となった力士です。
初土俵から、わずか1年未満で関取となり、新入幕までも1年半という驚くべきスピード出世で話題の力士です。

 

そんな金峰山(力士)の高校、出身地、経歴、四股名の由来をまとめましたので、ご紹介します。




金峰山(力士)の高校と大学はどこ?

・金峰山(力士)の高校は、日出高校(ひのでこうこう)〔現・目黒日本大学高校〕です。
・金峰山(力士)の大学は、日本大学です。

金峰山(力士)は、カザフスタンで、元・横綱の朝青龍(あさしょうりゅう)にスカウトされたことをきっかけに、18歳の時に日出高校に編入学をして、相撲を始めます。

もともと、柔道をしていたので、「柔道を学びに日本には行ってみたい」と考えていましたが、相撲自体は初心者で、どんな競技かも分かっていませんでした。
それでも、朝青龍からの「相撲をやれば強くなる」という言葉を信じて、日本に来て、相撲の世界に飛び込んだのですね。
私は、やったことのない相撲をするために故郷を離れて、日本にくる決断をした金峰山の度胸やチャレンジ精神も、ものすごいなと思います。

 

金峰山(力士)は高校を卒業後、日本大学に進学し、卒業しています。

大学では、相撲部に所属します。

・全国学生相撲個人135kg以上級で、2位(大学3年)
・全日本相撲選手権大会は、初出場で2位

・全国学生体重別大会135kg以上級で、優勝(大学4年)
・東日本学生選手権で、優勝
・全国学生選手権で、3位

 

という輝かしい成績を残しています。
金峰山は、この時まだ相撲を始めて、4,5年でしたが、こんなに実績を残したのですね。
もともと金峰山は柔道もしていたので、恵まれた体格と才能があったのかもしれませんね。

 

日本大学相撲部は、歴史も長く、多くの力士の出身大学でもあります。
例えば、
尊富士(たけるふじ)、遠藤(えんどう)、翔猿(とびざる)、剣翔(つるぎしょう)などなど、幕内でも活躍している力士が多いです。

金峰山(力士)は、相撲の名門大学で、偉大な先輩方も多い環境の中で、沢山稽古をしてきたのでしょうね。

切磋琢磨できる仲間がいることは、成長にとても役立つと私は思います。


金峰山(力士)の出身地はどこ?プロフィールを知りたい!

・金峰山(力士)の出身地は、カザフスタンのアルマティ地方です。
プロフィールをご紹介しましょう。

 

・四股名…金峰山 春樹(きんぼうざん はるき)
・本名…バルタグル・イェルシン
・生年月日…1997年6月24日(2024年6月現在27歳)
・身長…195.0cm
・体重…176.0kg
・得意技…突き・押し

・所属部屋…木瀬部屋(きせべや)
・優勝回数… 幕下優勝1回、三段目優勝1回
・受賞賞… 敢闘賞 1回(2023年3月場所)
・初土俵…2022年9月場所
・新入幕…2023年3月場所
・最高位…前頭5枚目

 

力士の平均身長は、186cmといわれていますので、金峰山(力士)は、相撲界では大きな体格なのですね。
外国人力士で、体格も大きく、馬力も強いので、得意技の押しは、相当な威力があるのでしょう。

その威力は、同部屋で幕内力士の宇良(うら)が

「恐ろしいですよね。こわいし。稽古したくない。」

と笑いながら言うほどのものです。
宇良は幕内で相撲をとっているので、その宇良が恐がるほどの威力とは、想像しきれないです…

 

金峰山(力士)は、カザフスタン出身の力士としては、初めて関取になった力士です。
遠く離れた故郷の家族は、活躍をとても喜んでいることでしょうね。
出身地のカザフスタンは、イスラム教徒が多く、金峰山(力士)もイスラム教徒なんです。
イスラム教徒は、豚肉が食べられなかったり、お酒が飲めない
などの制約があるのですよね。

出身地カザフスタンとは異なる、生活スタイルに戸惑ったことでしょう。食事の仕方や公共のマナーなども違うはずです。
特に、相撲部屋では、早朝から稽古があったり、たくさんご飯を食べたり、ごはんの支度を若い衆がしたり、と、日本の中においても独特の慣習がありますね。
言葉の壁もあったであろう、ということを想像すると、金峰山は日本での生活に戸惑うことばかりだったと想像できます。

そんな環境の中でも、金峰山は稽古や相撲に集中してきました。その結果が、今実っているのだろうと私は感じています。


金峰山(力士)の経歴まとめ!

金峰山(力士)は、日本大学を卒業後に、木瀬部屋に入門します。

 

金峰山(力士)の経歴をみてみましょう。

初土俵は、2021年9月場所

この場所で7戦全勝で、三段目優勝

2020年全国学生相撲選手権ベスト4の成績のため、三段目最下位(100枚目)の格付けだしでデビューとなりました。
本来なら、序の口からのデビューですが、飛び級で上がってきており、この勢いもあり、その後もスピード出世が果たされるのですね。

・新幕下に昇進は、2022年1月
・2023年3月場所では、7戦全勝で幕下優勝
・初土俵は、2021年11月場所

・新十両は、2022年9月場所

初土俵からは、わずか5場所でのスピード出世で、まだ髪の長さが追い付かずに、髷のゆえない「ザンバラ姿」でした。

・新入幕は、2023年3月場所

新入幕では、11勝4敗の成績でいきなり敢闘賞を受賞します。

その後は、金峰山は幕内力士となって8場所を終えました。
強豪揃いの幕内であるのに、金峰山は1度も十両に落ちることがなく、幕の内に定着しつつあります。
これはすごいことだ!と私は思います。

 

金峰山(力士)の経歴をみていると、金峰山は、相撲を始めて数年で、様々なタイトルを獲得しています。また、相撲界に入ってからも、驚くべきスピードで、出世をしています。
力士としての能力がとても高いと、私は思います。

 

これから、得意の突きに磨きをかけたり、技術面などをもっと磨く稽古をしていくと、三役もみえてくる期待の力士だと私は思います。とても楽しみですね。


金峰山(力士)の四股名の由来は?

四股名の由来は、師匠の元幕内・肥後ノ海(ひごのうみ)である木瀬親方(きせおやかた)の故郷、熊本にある山からきています。

 

金峰山(力士)は、四股名の由来の金峰山(きんぼうざん)を、富士山ぐらいの高い山を想像していました。しかし、実際の金峰山は、標高が600m程でした。
富士山は3776mですので、約6分の1の高さということですね。
金峰山がその真実を知った時は、大変がっかりしました。

スケールが大きく、高さも大きな山を想像していると、実際との違いが期待と異なり、ギャップがあったのでしょうね。

 

晴樹(はるき)の由来は、師匠の木瀬と大学同期だった、元・高校横綱の成田晴樹(なりたはるき)に由来します。

 

木瀬親方は、「いつか自分の弟子にこの四股名を付けさせたいと思っていました。これで自分の故郷に恩返しできたような気がします」と、感無量の様子で語っていました。

木瀬部屋の期待の星、金峰山(力士)。
金峰山がさらに活躍をして、故郷に由来する四股名を、世間により目立たせてほしいなと私は感じています。


金峰山(力士)のまとめ

・金峰山(力士)の高校は、日出高校です。
・金峰山(力士)の大学は、日本大学です。
・金峰山(力士)の出身は、カザフスタンです。
・金峰山(力士)は、初土俵から、5場所で関取になりました。
・金峰山(力士)は、初土俵から、8場所で幕内力士となりました。

・金峰山(力士)の四股名の由来は、師匠の木瀬親方の故郷・熊本にある金峰山という山の名前に由来しています。

 

金峰山の(力士)の高校、出身地、経歴や四股名の由来などをご紹介しました。

大学での功績や、相撲界に入ってからの経歴をみていると、金峰山(力士)のポテンシャルの高さが伺えます。

 

同部屋には、宇良、美ノ海(ちゅらのうみ)といった幕内力士や、関取も多いので、部屋でも充実した稽古ができる環境であると思います。

金峰山(力士)の努力と、恵まれた体格と環境で、今後さらなる活躍が楽しみな力士ですよね。

 

幕内でも存在感を放ちつつある金峰山には奥さんはいるのでしょうか?こちらの記事で金峰山の結婚について詳しくご紹介しています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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