こんにちは。日本の文化調査隊の美緒です。
ご訪問ありがとうございます!
力士の錦富士関をご紹介します。
・高校、大学、実家、結婚
・翠富士との関係
・幕内昇進
・錦富士はこんな力士!
について、どこよりもわかりやすくお伝えします!
錦富士の高校はどこ?大学についても調査!
錦富士関は青森県十和田市にある三本木農業高校出身です。
その他のプロフィールもご紹介します。
本名:小笠原 隆聖(おがさわら りゅうせい)
四股名:錦富士 隆聖(にしきふじ りゅうせい)
所属部屋:伊勢ヶ濱部屋
出身地:青森県十和田市
生年月日:1996年7月22日
出身高校:三本木農業高校(同期に阿武咲関)
最終学歴:近畿大学経営学部中退(同期に翠富士関)
錦富士の角界への道筋は?
近大相撲部に所属していた2年生の時にはレギュラー入りしていました。
「大学を卒業した後では、形が決まってしまい、直せなくなる」と思い、なんと、大学を中退し、大相撲界に進むことを決めたのでした。
しっかり受験勉強して入学したであろう大学を中退するという決断は簡単ではなかったと思いますが、それ以上に相撲界で生きて行くことが錦富士にとっては大切だったのですね。
伊勢ヶ濱部屋へは翠富士とともに入門することになりますが、その道筋を作ってくれたのが、三本木農高相撲部監督と親交があり、青森県西津軽郡出身で伊勢ヶ濱部屋に所属していた安美錦関(現 安治川)でした。
以来、安美錦関を心の師と仰ぐようになりました。
風光明媚な十和田市で生まれ育った錦富士関。
小学校三年生で始めた相撲で、みるみる頭角をあらわし、順調に相撲の道を進んでいきます。
近畿大学にまで進んでもなお、相撲の道を究めるために、中退をして、角界入りを決断します。
その筋の通った生き方に私は心の中で拍手を送りました。
大学時代に出会った翠富士関の存在はとても大きいのではないかと私は推測します。
切磋琢磨し共に高みを目指すライバルである翠富士関。
彼の存在が大相撲への道を後押ししたように思えてなりません。
錦富士と翠富士はライバルであり同志?!その関係とは?
それでは、錦富士関と翠富士関の関係についてみてみましょう。
プロフィールでご紹介した通り、二人は近大相撲部時代からの同期で、同時に伊勢ヶ濱部屋に入門しました。
稽古後や食事の時に、取組についての振り返りを話すほど仲がよく、一緒に土俵入りするのが入門時からの目標でした。
二人とも2016年9月の秋場所で初土俵を踏みます。
2016年11月の九州場所では、この二人の力士による序ノ口優勝決定戦が行われます。
さらに、2017年1月の初場所では、この二人による序二段優勝決定戦が行われています。
いずれも錦富士関が勝利、2017年11月の九州場所で幕下に昇進したあとは幕下に定着します。
順調に番付をあげていくのかと思いきや、錦富士関に不運が襲います。
2019年9月の場所前に左ひじの大怪我に見舞われ、治療とリハビリに辛い時期を過ごすことになりました。
錦富士関は、現状を受け入れ、治療に専念、2020年3月場所では幕下優勝を果たすことができました。
そして9月場所での十両昇進がついに決まったのです。
順調に駒を進めていた矢先の怪我。
これは心身ともに辛かったでしょうね。
特に相撲のような競技は、自分が休んでいる間に周りの力士は稽古と試合でどんどん強くなり、「取り残された感」にさいなまれるのではないかと私は推測します。
そんな中でも、その時自分ができることに集中し、戻ってこれたこと、私も嬉しく思います。
一方の翠富士関はどうでしょうか。
2017年5月に幕下に昇進後は幕下の番付に定着、2020年3月に新十両に昇進、11月場所では十両優勝しています。
2021年1月の初場所で新入幕昇進を果たし、その場所では三賞である技能賞も獲得しています。
翠富士関が半歩先、一歩先を歩いている感じでしたが、2022年7月晴れて錦富士関も、同じ土俵にあがることができました。
十両として一緒に土俵入りした時、かねてからの夢がかなったことに喜んだ二人だったと思いますが、今回は二人そろっての幕内力士としての土俵入り。
二人の闘志に火がついたことは間違いありませんね。
今後の二人の戦いから目が離せません。
錦富士が幕内に昇進したのはいつ?
2022年5月の夏場所で十両優勝、7月の名古屋場所で新入幕を果たしました。その時に次のようなコメントを残しています。
「朝起きて、幕内の番付に自分が載っているのを見て、すごく感銘を受けた」(引用元:記者会見)
また、伊勢ヶ濱親方は
「やっと幕内で取れそうな体になってきた。あまり緊張しないで、勝ち越しを目指して頑張ってほしい」(引用元:記者会見)
とコメントしています。
幕内で上位の力士たちとどのような取組をみせてくれるのか楽しみになってきましたね。
錦富士はズバリこんな力士!
錦富士関は、左ひじの怪我を抱えながら、相撲に向き合っています。
錦富士関に限らず、体の故障を抱えている力士は少なくありません。
自分の体をきちんとメンテナンスしながら、精力的に稽古に励んでいる錦富士関。
痛いところを抱えながら戦うなど、私には考えられませんが、力士のみなさんにとっては、それはもう、当たり前のことなのかもしれません。
だからこそ、伊勢ヶ濱親方もその成長に期待を寄せているのですね。
錦富士関を語る上で忘れてはならない人がもう一人います。
そう、安美錦関(あびにしき)通称あみたんです。
安美錦との関係を少しみてみましょう。
2017年1月より十両安美錦の付き人をしていました。
伊勢ヶ濱部屋への入門のきっかけを作ってくれた安美錦。
錦富士の四股名にも二人の関係が見え隠れしています。
四股名の由来とは。
安美錦の「錦」
師匠 元横綱旭富士の「富士」
ですが、安美錦からは部屋の最寄り駅「錦糸町の錦」からとった、と言われているそうで、二人の信頼関係がこの話からも見て取れますね。
また、錦富士関は三本木農業高校時代のチームメイトだった阿武咲を意識する存在としています。
阿武咲関は2017年5月の夏場所で新入幕昇進していますので、だいぶ先輩ということになりますね。
錦富士関のまわりには、彼を慕う人、彼が慕う人がたくさんいるのが印象的でした。そんな人たちの存在が錦富士関の活躍を支えているのでしょうね。
錦富士の高校と翠富士との関係、幕内力士の素顔についてのまとめ
錦富士関のまとめです。
- 青森県立三本木農業高校卒業
- 翠富士は近畿大学相撲部時代の同期
- 幕内昇進は2022年7月場所
- 伊勢ヶ濱部屋への入門のきっかけを作ってくれたのは安美錦
- 三本木農業高校チームメイトの阿武咲を意識してる
ライバルとの関係や入門エピソードなど、錦富士関の人柄がお分かりいただけたと思います。
新入幕を果たし、ますます勢いを増す錦富士関から目が離せませんね。
同じ伊勢ヶ濱部屋には5人の関取が在籍しています。(2023年5月現在)
土俵上でひと際存在感のある横綱 照ノ富士関をご紹介している記事はこちらです。
読んでみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、またお会いしましょう!
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