大関・貴景勝（たかけいしょう）は、兵庫県芦屋市（あしやし）の出身です。
芦屋といえば、高級住宅街で、裕福な家庭も多いですよね。
そんな芦屋で育った貴景勝の学歴、生い立ちは、どのようなものか気になりますよね！？
今回は、貴景勝の出身校などの学歴（小学校、中学校、高校）、プロフィールについて、ご紹介します。
貴景勝の小学校はどこ？経歴も気になる！
貴景勝の小学校は、仁川学院（にがわがくいん）小学校です。
仁川学院小学校の所在地は、兵庫県西宮市にあります。
小学校３年生の 極芯道。同じ道場の貴景勝と。 #新十両紹介 〔九州場所三日目〕 #sumo pic.twitter.com/uGWFAemKmC
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仁川学院小学校の特色をご紹介しましょう。
・キリスト教のカトリック系。地元では有名な名門私立校。
・通学している子は医者の子どもが多く、進学校として有名。
・卒業後は、難関で知られる灘中学校（なだちゅうがっこう）に進学する子もいる。
教育のしっかり行き届いた、レベルの高い学校であることが伺えますよね。
貴景勝と相撲との出会い、貴景勝の小学校時代の経歴などをご紹介しますね。
・貴景勝の父が極真空手の指導者だった影響で、貴景勝は４歳の頃から、極真空手を始めます。
・貴景勝は、小学校３年生の時に、空手の全国大会で準優勝。
・貴景勝は、小学３年生から地元の相撲道場に通います。
・貴景勝は、小学４年生から６年生までは、芦屋から都内の貴乃花部屋のキッズクラブに通います。
小学3年生の時に出場した、空手の全国大会の決勝での判定に納得がいかず、
と、空手をやめました。
そして、その当時に興味を持っていた相撲に転向します。
貴景勝が空手で全国準優勝をする実力を持っていながら、思いきって空手を辞めてしまうとは、私は潔さにびっくりしました。
相撲に転向してからは、貴景勝の父の指導もあり、親子二人三脚で相撲に励みます。
特に、貴景勝を都内のキッズクラブの稽古に通わせられるところがスゴイですよね！
父の熱心さ、そして、芦屋の家庭の経済力に私は感じ入りました。特に、貴景勝の父親が、貴乃花の大ファンだったことも、都内まで遠い中で通わせた理由になっていそうだなと私は想像しました。
父も貴景勝も相撲に本気だったのでしょうね。
小学校での相撲の成績をご紹介します。
・４年生 わんぱく相撲全国大会 ３位
・５年生 わんぱく相撲全国大会 ２位
・６年生 わんぱく相撲全国大会 ３位
貴景勝は、空手から相撲に変わってすぐに、ものすごい成績を収めているのですね。びっくりしました！
元・横綱の貴乃花（たかのはな）の指導と、父と貴景勝の二人三脚での努力で、貴景勝はどんどん実力が伸びていったのだと私は思います。
貴景勝の中学校はどこ？経歴も知りたい！
貴景勝の中学校は、報徳学園中学校（ほうとくがくえんちゅうがっこう）です。
報徳学園中学校の所在地は、兵庫県西宮市上大市にあります。
平成23年 全国中学校相撲選手権決勝で対戦。 #貴景勝 #阿武咲 #おはよう日本 #sumo pic.twitter.com/OperiqhVFj
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報徳学園中学校の特色を紹介しましょう。
・設立から１００年以上の歴史がある私立の男子校。
・部活動が盛んで、特に野球、ラグビーなどが有名。相撲部も全国で有名な強豪校。
・勉強にも力を入れていて、東大など難関大学への合格実績もある。
まさに文武両道の中学校であることが伺えます。
貴景勝は、中学２年まではなかなか結果が出ずに、悩んでいました。
貴景勝は、中学入学時の体重が、９２ｋｇでした。
男子の中学１年生の平均体重が、５０ｋｇほどですが、貴景勝は相撲をしていたら、さらに増量が必要と感じていたのでしょうね。
当時、体作りのために、肉を１日１ｋｇ食べるなど、食事にも力を入れていました。
貴景勝の父親の考えたメニューで母親が食事を作り、その成果もあり、貴景勝が中学３年時には、１３５ｋｇまで増量することに成功します。
「力士は食べるのも稽古」と言われますが、本当に家族で一丸で努力をした結果だと、私は思います。
中学での相撲の成績
・中学２年、全国都道府県中学生選手権、無差別級で優勝
・中学３年、全国都道府県中学生選手権、無差別級で優勝
この全国優勝では、貴景勝は、
と言っています。
貴景勝は、父親と二人三脚で、相撲に励んできました。
父親の元から離れる高校の進学前に、最高の親孝行ができたのですね。
父の喜ぶ姿を見て、貴景勝もどれだけ嬉しかったことか、感慨深いエピソードだなぁと私は思います。
中学横綱の２連覇という肩書で、すでに貴景勝は全国でも有名になります。
中学時代の貴景勝の周りには、強い力士がいませんでした。
そのため、自ら高校や大学に出向いて、出稽古に行くほど、相撲にまい進していました。
貴景勝は、中学卒業後に相撲界入りするか、高校に進学かを迷っていました。
埼玉栄高校からの熱烈なオファーを受けて、貴景勝は進学することに決めます。
この時、すぐに相撲界入りをしないで、高校に進学したことがよかったと私は思っています。
高校で周りへの感謝や謙虚さに気づき、心の土台ができたことが、私は今の貴景勝の活躍ぶりに繋がっているのではないか、と感じています。
貴景勝の高校はどこ？経歴も気になる！
貴景勝の高校は、埼玉栄高校（さいたまさかえこうこう）です。
埼玉栄高校の所在地は、埼玉県さいたま市西区にあります。
埼玉栄高校に進学。
学年１つ上に、大関貴景勝。「お兄ちゃんみたいな存在で、可愛がってもらいました」
〔新十両紹介 日翔志〕 #九州場所四日目 #sumo pic.twitter.com/QrPafTxuUj
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埼玉栄高校の特色についてご紹介します。
・私立の中高一貫校。
・卒業生には、女優の新川優愛（しんかわ ゆあ）や、競泳選手の瀬戸大也（せと だいや）がいる。
・埼玉栄高校は、スポーツが盛んですが、特に相撲の名門高校で有名。
貴景勝は、中学での相撲の功績が加味されて、特待生で入学をしています。
埼玉栄高校出身の力士は数多くいます。
例えば、
・大関・琴櫻（ことざくら）、翔猿（とびざる）、豪ノ山（ごうのやま）、大栄翔（だいえいしょう）、王鵬（おうほう）、北勝富士（ほくとふじ）などなど。
幕内で活躍している力士もとても多いのですよね。
貴景勝が埼玉栄高校を選んだのは、理由があります。
①相撲部の山田（やまだ）監督から熱烈な勧誘があった。
②相撲の名門高校で、相撲界で活躍している力士も多い。
山田監督は、３２年間も相撲部を指導しており、全国大会の優勝が５０回を超えるほどの名監督です。
埼玉栄高校は、貴景勝の実家の芦屋市からは、５００ｋｍ以上も離れているので、貴景勝は寮生活をしていました。当然、相撲漬けの日々を送ることになりますね。
貴景勝は、中学横綱２連覇の肩書もあり、高校入学当初は、貴景勝はタメ口をきいたり、やんちゃな一面がありました。
山田監督の指導の元、貴景勝は礼儀作法を教えられ、掃除、洗濯、食事の用意なども他の部員と同じようにしていました。
その中で、貴景勝は、洗濯をしてもらう、食事を作ってもらうことが当たり前ではないと、感謝するべきことだと、気づいたといいます。
貴景勝は、よくインタビューなどで、「謙虚」という言葉を使います。
きっと高校時代に教えられたことが、身に染みていて、謙虚であることが大切だと貴景勝に刻まれているのではないか、と私は感じています。
貴景勝は、寮生活を送っており、そこでは、携帯電話禁止・恋愛禁止など規則も厳しかったものです。
稽古を休むと、弱くなると言われて、高校の修学旅行には参加しませんでした。
かなりストイックな、相撲漬けの毎日を送っていたのでしょうね。
高校での相撲の成績
・高校２年、全日本ジュニア相撲選手権大会 優勝
・高校３年、全日本ジュニア相撲選手権大会 優勝
・世界ジュニア相撲選手権大会、無差別級 優勝
貴景勝は、相撲で敵なしの、華麗な成績を残しますが、勉強でも優秀でした。
成績もよく、まさに文武両道を実践するなんて、学生の鏡のような存在だったでしょうね。
貴景勝は次第に、相撲界入門への気持ちも高まっていき、高校在学中の２０１４年に、貴乃花部屋（たかのはなべや）に入門します。
貴景勝のプロフィールを紹介！
貴景勝のプロフィールをご紹介します。
出典：日本相撲協会公式サイト
| 四股名 | 貴景勝 貴信（たかけいしょう たかのぶ） |
| 本名 | 佐藤 貴信（さとう たかのぶ） |
| 生年月日 | １９９６年８月５日 |
| 年齢 | ２７歳（２０２４年６月現在） |
| 出身地 | 兵庫県芦屋市 |
| 身長 | １７５．０ｃｍ |
| 体重 | １６５．０ｋｇ |
| 血液型 | O型 |
| 得意技 | 突き・押し |
| 所属部屋 | 常盤山部屋（ときわやまべや） |
| 優勝回数 | 幕の内優勝 ４回、十両優勝 １回、幕下優勝 １回、序二段優勝 １回、 序の口優勝 １回 |
| 受賞歴 | 殊勲賞３回、敢闘賞２回、技能賞２回 |
| 初土俵 | ２０１４年９月場所 |
| 新十両 | ２０１６年５月場所 |
| 新入幕 | ２０１７年１月場所 |
| 大関昇進 | ２０１９年５月場所 |
| 最高位 | 大関 |
大相撲の平均身長は、１８６ｃｍと言われています。
貴景勝は、平均よりもひとまわり低いのですね。
一見、不利な体格ともいえますが、体重を増やして、得意の押し相撲を磨くなど、貴景勝は自分の強みを延ばす力士であると、私は感じています。
貴景勝のまとめ
・貴景勝は、仁川学院小学校の出身です。
・貴景勝は、報徳学園中学校の出身です。
・貴景勝は、中学２年生の時から、中学横綱２連覇をしています。
・貴景勝は、埼玉栄高校の出身です。
・貴景勝は、高校２年生の時から、全日本ジュニア相撲選手権で２連覇をしています。
・貴景勝は、高校３年生時は、世界ジュニア選手権で優勝をしています。
・貴景勝は、新入幕から２年で、大関に昇進しています。
貴景勝の経歴をみていると、ものすごい功績を沢山残しているのですね。
さすが大関ですね。
同じ日本人として、誇らしく、私はますます応援をしたくなりました。
先場所の５月場所では、途中休場となって残念でしたが、７月場所では、貴景勝が活躍する姿がみたいと私は願っています。
夢の横綱に向けて、ぜひがんばってほしい！と私は思います。
みなさんも一緒に応援しましょう！
貴景勝の母親はとても綺麗なことで有名ですね。こちらの記事で詳しくご紹介していますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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