豪ノ山(ごうのやま)は、2023年5月場所で十両優勝を果たし、次の2023年7月場所で新入幕したことで注目を集めている若き大相撲力士です。
いったいどのような家庭で育ったのか知りたい!
豪ノ山の出身地やプロフィールを知りたい!
この記事ではそんな豪ノ山の家族構成や力士情報を解説していきます。
豪ノ山の母と父
豪ノ山の本名は西川登輝(にしかわとうき)と言い、母の名前は西川香織さんです。
父の名前は公表していません。
「母子家庭なのでは?」
「両親は離婚してる?」
とネット上でウワサになっているのは、お父さんの名前が公表されていないせいかもしれませんね。
もし仮に「母子家庭」だったとして、その理由は、離婚されているのかもしれませんし、死別されたのかもしれません。
いずれにしても、推測の域を出ませんね。
実は、豪ノ山のご家族の情報はあまり詳しく公表されていないのです。
秘密のベールに包まれている感じですね。
貴景勝や御嶽海のように、お母さまがメディアに出演されて、お顔が知られていたり、若い頃に何をされていたのか公表している力士がいる一方、豪ノ山のように公表しない力士もいます。
自身の結婚発表をすぐに行う力士もいれば、数年経ってから発表する力士もいます。
家族を含めた情報をどのように公開していくかは、力士それぞれの考え方によるようです。
豪の山の母のエピソード
数少ない豪ノ山のお母さんの人柄がわかるエピソードがあります。
豪ノ山は高校一年生の時に怪我をした影響で、高校卒業に角界には入らずに、中央大学に進んだ経緯があります。
相撲の世界で生きて行きたい!と夢を抱く少年の多くは、中学卒業後、もしくは、高校卒業後に角界入りします。豪ノ山もそうだったのかもしれません。
しかし、この時、高校の先生の勧めもあり、大学に進学することを、豪ノ山は決めたのです。
豪ノ山の家族
家族の写真。
母、兄、妹と。〔新十両紹介 豪ノ山〕 #名古屋場所五日目 #sumo pic.twitter.com/9UBSD0y8O4
— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) July 14, 2022
豪ノ山には両親の他に兄がひとり、妹がひとりいます。
豪ノ山は3人兄弟の次男です。2歳上に兄の拓海さん、2歳下に妹の鈴菜さんがいます。
3人兄弟の真ん中なのですね。
大相撲の期待の若手力士である豪ノ山ですが、そのきっかけを作ったのは、なんとお兄さんなのです。
兄が小学校で貰って来たチラシをきっかけに相撲を始めたそうで、兄から大きな影響を受けて育っていることが窺えます。
きっと仲のいい兄弟だったのでしょう。
兄がチラシを持ってきたとき、豪ノ山少年はまだ幼稚園生だったのですが、相撲に興味をもった豪ノ山少年は、相撲経験がないにも関わらず、わんぱく相撲の幼児の部に出場したのでした。
これをきっかけに相撲の道に進むことになるのですから、今の豪ノ山があるのは、兄や母の存在が大きかったといえますね。
豪ノ山【力士情報】
ここからは豪ノ山のプロフィールの詳細を解説していきます。
2023年11月現在の身長は178cm、体重は156kgです。
西川登輝(豪ノ山の本名)さんは、大阪府寝屋川市で3人兄弟の次男として、1998年4月7日に誕生しました。
出生時の体重は3470gで、生まれた時から体が大きく、よく食べてよく寝る子でした。
「みんな赤ちゃんやねん」
引用:雑誌「相撲」2023年7月より
豪ノ山少年はほかの子たちよりも明らかに体が大きく、初めて幼稚園に登園した日に、このように発言しました。
小学生の時には、わんぱく相撲大会に三年連続で出場、中学校では校長とともに相撲部を創設しました。
中学生の時の活躍が、相撲の名門校である埼玉栄高校の監督の目に留まり、高校は親元を離れて、埼玉県にある埼玉栄高校へと進学しました。
大学4年次には、相撲部の主将を務めると共に、全国学生相撲選手権大会で個人準優勝という成績を収めます。
小学1年生から始めた相撲で着実に成績を残し、実力をつけていった豪ノ山はきっと努力を惜しまない人なのでしょう。
大学卒業後は近所に宿舎を構えていて、幼い頃からお世話になっていた境川部屋に入門します。
近所に有名な相撲部屋があるという環境も、豪ノ山が強くなった要因でしょう。
2021年3月場所で当時の四股名「西川」として初土俵を踏みます。
飾らずに苗字のみの四股名なのが、性格が表れている気がします。
2022年1月場所で幕下優勝し、この場所後同年2月に元大関・豪栄道である武隈が境川部屋から独立し、武隈部屋を立ち上げます。
独立した師匠である武隈についていき、所属が境川部屋から武隈部屋へと変わりました。
2022年5月場所で新十両昇進を果たし、武隈部屋初の関取となりました。
師匠の部屋から初めての関取になったというのも、名誉ですよね。
そしてこの時に四股名を「豪ノ山」に改めます。
師匠の現役時代の四股名から豪、本名の登輝から「強く山を登って輝く」という意味で山を取り入れたのが四股名の由来です。
ここから徐々に豪ノ山の強さが世間に知れ渡るようになります。
2023年5月場所で十両優勝を決め、三段目付出デビューから14場所という、歴代4位のスピード記録で、2023年7月に新入幕となりました。
高卒や中卒で大きな成績を残す力士もいる中で、大学までしっかり基礎を育んだことが成功につながっているのかもしれませんね。
2023年11月現在、25歳で東前頭4枚目です。
自身の最高位を更新していてさらなる成長が期待出来ます。
まとめ
・豪ノ山の父の情報は公開されていませんでした
・豪ノ山の家族は、両親の他に、兄と妹がいます
・豪ノ山は幼稚園の時に、初めて相撲を経験しました
・豪ノ山は中学校では相撲部創部にたずさわりました
・豪ノ山は親元を離れ、埼玉県にある埼玉栄高校に相撲留学しました
いかがだったでしょうか。
大学卒業から3年というスピードで幕入りを果たした若き大相撲力士「豪ノ山」のさらなる活躍が楽しみです。
小さい頃から相撲に親しんできた豪ノ山は、どのような学生時代を過ごしてきたのでしょうか。
豪ノ山の中学校、高校、大学について、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
合わせてお読みくださいね。
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