2024年3月場所より、大関となった、琴ノ若(ことのわか)。
琴ノ若の四股名についても話題になっていますね。
琴ノ若の偉大な祖父と父親、母は誰でしょうか。
琴ノ若が所属する佐渡ヶ嶽部屋とはどんな部屋なのでしょうか。
詳しくご紹介します。
最後までお読みくださいね。
琴ノ若の兄弟はだれ?琴勝峰(ことしょうほう)とは兄弟?!
琴ノ若はひとりっ子です。
琴ノ若と琴勝峰は兄弟ではありません。
「琴ノ若と琴勝峰は兄弟?」と思われているのには理由があります。
・琴の若も琴勝峰も佐渡ヶ嶽部屋である
・琴ノ若も琴勝峰も千葉県出身
・琴ノ若も琴勝峰も柏市の相撲少年団に所属していた
・琴ノ若も琴勝峰も埼玉栄高校出身
・琴ノ若は平成9年生まれ、琴勝峰は平成11年生まれの2歳差
・琴ノ若と琴勝峰の顔が似ている
似ているお顔がこちら
琴ノ若
琴勝峰
切れ長の目と厚い唇、鼻の形が似てると言えば似ていますね。。。
琴ノ若の祖父はだれ?
琴ノ若の祖父は、第53代横綱 琴櫻(ことざくら)。
12代佐渡ヶ嶽親方です。
経歴をまとました。
四股名 | 琴櫻(ことざくら) |
出身地 | 鳥取県倉吉市 警察官の家に生まれた |
初土俵 | 1959年1月場所(高校3年生の時) |
横綱昇進 | 1973年(32歳の時) |
一気にせめる押し相撲が特徴で「猛牛」と呼ばれていました。
32歳2か月での横綱昇進は当時最高齢でした。
琴櫻自身、32歳での横綱昇進には思うところがあるようで、次のように語っています。
早く入門していれば、もっと早く横綱になっていたかもしれない
(引用:Wikipedia)
横綱昇進後は、体力面での衰えや、ケガに悩まされます。
横綱在位は、わずか8場所となりました。
横綱在位最長記録は、白鵬の84場所。
横綱在位期間が短い印象の稀勢の里で12場所ですので、琴櫻の在位期間が短いのがわかりますね。
琴ノ若少年に稽古をつけたのは、父ではなく、祖父でした。
祖父の琴櫻は中学までは柔道をしていて、高校では相撲部に所属していたものの、助っ人的な役割でした。
そのことを後年、琴櫻は悔やんでいましたので、孫の琴ノ若少年には早いうちから相撲を仕込みたかったのかもしれません。
稽古は厳しいものでした。
琴ノ若少年が相撲大会で銀メダルを取った時には、次のように叱りました。
最後は誰かに負けたんだろ
(引用:Wikepedia)
琴ノ若少年としては、2位になった!銀メダルを取れた!ということを褒めてもらいたかったのではないでしょうか。
しかし、琴櫻は「勝つんだ!」ということを徹底的に教えたかったのです。
琴ノ若少年が小学4年生の時に、琴櫻は亡くなってしまいましたが、生前、琴櫻は琴ノ若少年と約束をしていました。
その約束は2024年5月場所で果たされることとなりました。
琴ノ若の父はだれ?
琴ノ若の父は、元関脇 琴ノ若。
13代佐渡ヶ嶽親方です。
経歴をまとめました。
四股名 | 琴ノ若 |
出身地 | 山形県尾花沢市 |
初土俵 | 1984年5月場所(16歳の時) |
中学生の時には、柔道や砲丸投げで県大会に出場するなど、尾花沢市内では有名な少年でした。
中学生で身長180㎝あったので、町を歩いていても目立った存在だったことが推測できます。
琴ノ若と言えば、イケメン力士としても有名ですので、少年時代も容姿端麗な少年として有名だったとしてもおかしくないですよね。
スポーツ万能で有名だった琴ノ若が角界に入ることになったのは、12代佐渡ヶ嶽(琴櫻)の熱心な勧誘があったからでした。
のちに、12代佐渡ヶ嶽の娘と結婚、婿入りしたことにより、いずれ佐渡ヶ嶽部屋を継ぐ身分となりました。
12代佐渡ヶ嶽の引退によって、琴ノ若は現役を引退し、佐渡ヶ嶽部屋を継ぐことになったのですが、体力的にはまだ現役を続けられる状態だったので、本人はもしかしたら、現役を続けたい気持ちがあったかもしれません。
現役で上を目指す、という夢は息子の2代目琴ノ若に受け継がれていくのですね。
琴ノ若の母はだれ?
琴ノ若の母は、元横綱 琴櫻の娘である真千子(まちこ)さんです。
アメリカに留学した経験もあります。
佐渡ヶ嶽部屋の一人娘として生まれた真千子さんは、いずれ婿をとって部屋を継ぐことが決められています。
一般的にその宿命から逃れることができません。
日本の伝統「相撲」という世界から少し離れて、異国アメリカの地で、知見を広げるということは大切なことですね。
相撲界、相撲部屋というものが、離れたからこそ客観的にいい部分も改善が必要な部分も見えると思います。
それが、部屋の運営に役立っているのでしょう。
琴ノ若が所属する佐渡ヶ嶽部屋ってどんな部屋?
琴ノ若が所属する佐渡ヶ嶽部屋についてご紹介しましょう。
名称 | 佐渡ヶ嶽部屋(さどがたけべや) |
創設 | 1955年(昭和30年) |
創設者 | 元小結 琴錦(11代佐渡ヶ嶽) |
所在地 | 千葉県松戸市 |
関取(十両、幕内)の数 | 3人 |
力士の数 | 24人 |
佐渡ヶ嶽部屋に所属する力士は皆、「琴」から始まる四股名です。
琴ノ若、琴勝峰、琴恵光(ことえこう)など。
これは、11代佐渡ヶ嶽の出身地である、香川県観音寺市にある「琴弾八幡宮」に由来しています。
また、12代佐渡ヶ嶽は「琴」という字は「今に王になる」という意味がある、と弟子たちに言っています。
ちなみに、部屋の中では、「琴」を省いて呼ぶそう。
琴ノ若は、若(わか)
琴勝峰は、勝峰(しょうほう)
琴恵光は、恵光(えこう)
ということでしょうか。
琴ノ若の兄弟、祖父、父、母、佐渡ヶ嶽部屋のまとめ
・琴ノ若はひとりっ子
・琴ノ若と琴勝峰は兄弟ではない
・琴ノ若の祖父は、元横綱 琴櫻(ことざくら)
・琴ノ若の父は、元関脇 琴ノ若(ことのわか)
・琴ノ若の母は、元横綱 琴櫻の娘 真千子(まちこ)さん
・琴ノ若が所属する佐渡ヶ嶽部屋の力士の四股名は「琴」がついている
琴ノ若は2024年3月場所より大関に昇進しました。
横綱という大きな目標にグッと近づきました。琴ノ若を支えてる奥さんや彼女はいるのでしょうか。こちらの記事で詳しくご紹介しています。
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